結婚式二次会マニュアル(会場選び)

結婚式二次会マニュアル(会場選び)

結婚式の二次会の幹事さんの役割の中で、【会場選び】はとっても重要です。

幹事さんの中には、新郎新婦からの要望で

・オシャレで可愛い会場にしてね!

・料理が美味しいお店にしてね!

などの要望をもらい、会場選びに苦戦している方もいるのではないでしょうか?

今回は会場選びをする時の大事なポイントをお教えいたします。是非参考にしてみて下さい。

会場選びは誰のため??

会場を選ぶ時に幹事は誰の気持ちを考えて会場選びを行えば良いのでしょうか?

もちろん主役である新郎新婦のため!という考えも大事です。新郎新婦にとって一生に一度の結婚式二次会ですから、なるべく二人がイメージしている二次会をプランニングしてあげたいですよね。

しかし、私は新郎新婦と幹事が【参加者】を想って会場選びをする事が一番大切だと思っています。

新郎新婦の意見を沢山聞きすぎて、頭がパンクしてしまう幹事さんが多いのですが、幹事と新郎新婦は参加者をお招きする立場に共に立って、一緒に【参加者のために、何を大事にするか!】のコンセンサスを取りながら準備を進めていく事をオススメします。

是非覚えておいて下さい。

結婚式二次会の余興で外れないゲーム

会場選びの重要項目は!

会場選びでまずは以下の要素が重要です。

・立地

・金額

・レイアウト

・お店の雰囲気

まず、立地についてですが、

ポイントは

【披露宴会場からの距離】と【最寄り駅からの距離】です。

幹事は必ず、披露宴の終了時間と二次会開始時間を事前に確認(決定)し、その間隔で幹事はもちろん、新郎新婦の移動や準備も間に合うような距離内で会場を見つけなければなりません。

披露宴は都内で行い、二次会はちょっと離れた地元で行いたい!と考えている場合は、渋滞で移動に時間がかかる可能性を十分に考慮して二次会開始時間を設定して下さい。

当日が雨だった場合も考慮して、駅から長い距離をあるく事がないように駅近であることも重要です。

次に、金額(飲食代金)についてです。

人気のお店、店の内装にお金をかけている様な会場は必然的に飲食代金は高くなります。飲食代金が高いお店を選ぶということは、参加者一人ひとりの【会費】もそれに合わせて高くなってしまうという事を忘れてはいけません。

新郎新婦や幹事のこだわりで飲食費の高いオシャレなお店を選ぶのもいいのですが、会費が高いことを理由に【不参加】になる人が増えてしまい、皆で集まってお祝いをするという本来の目的が果たせない可能性も出てきてしまいます。

参加者の年齢によっても適正な会費設定も変わってきます。幹事と新郎新婦でその辺も丁寧に話し合いながら決めていくと良いでしょう。

次はレイアウトについてです。

二次会を一体感のあるパーティーにしたいと思うのであれば、新郎新婦が座る高砂席がどこからでも見えるようなレイアウトにできる会場を選ぶ必要があります。

柱やオブジェが多くて高砂席からの死角が沢山出来てしまうような会場はオススメできません。

会場の見学に行った際には、パーティー時のレイアウトを確認して、どの位死角があるかを必ずチェックしておきましょう。

最後にお店の雰囲気について

お店の雰囲気についてですが、これは個人個人の感覚によって感じ方は様々です。ですので、参加者全員が良いと思う会場を見つけるのは不可能ではないでしょうか。

私が会場選びをする際は、まずは立地・金額・レイアウトなどのポイントをおさえながら、雰囲気の違うお店を3店舗ほどピックアップし、

それぞれのメリット・デメリットを新郎新婦に伝えてから選んでもらうようにしています。

また、沢山のパーティーを見てきた中で私が感じるのは、

【会場のお洒落さや料理のレベルって、、、あんまり二次会の成功には関係ないな!】という事です。

もちろん、お店が汚い、料理がまずい、少ない、マイクや音響の機器が壊れている、、、などは問題外ですが、

最低限のレベルをクリアしていれば、あとは、パーティーの中身や新郎新婦、幹事の気持ちと行動が参加者の満足度を上げていくと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

会場選びにはちょっとしたポイントがありますので、新郎新婦と幹事がしっかりと話し合いながら良い会場を決めましょう。

そして、新郎新婦や幹事のエゴやこだわりは程々にして、参加者に喜んでもらうために何を大事にすれば良いのかをしっかりと考えながら準備を進めていってみてはいかがでしょうか。

会場カテゴリの最新記事