こんにちは。元二次会プランナーのにゃんちです。 私も結婚式二次会に初参加したのは社会人になり一年目の時でした。その頃はウェディングの仕事をしていなかったので、マナーなど全く知らず、すごく困ったことを覚えています。ただ、私には年の離れた姉がいたのでとてもいい相談役で何かといつもアドバイスしてくれていました。マナー知らないということは、恐ろしいことです。 今回は初めて結婚式二次会に参加することになったある女性の体験談です。

初めての結婚式二次会への参加でのパニック体験談

ありん　さん（23歳・女性） 初めて友人の結婚式の二次会に出席した時のことです。その頃はまだ、マナーなどについては全く分かっていませんでした。結婚式ならば白系の服装がNGだということは知っていたのですが、二次会となると何を着たら良いのか迷うばかりだったのです。招待状には「平服で」と書いてありましたが、その平服がどんなものを指すのかすら理解できませんでした。

「平服」って何！？

そこで出席する友人達と、相談をすることにしたのです。しかしやはり私同様、初めての子ばかりでマナーを知っている子は皆無です。今思えば親にでも聞けば良かったのでしょうが、その時は軽いパニック状態で誰もそれを思いつきもしませんでした。そうなると、自分達で想像するしかありません。聞くことも調べることも思いつかない私達は、あれこれと想像を働かせるばかりです。 その結果、とんでもない結果を導き出してしまいました。それは、平服というのは「平」という字があるから、スーツではなく普段着の事だろうというものです。そこで、Tシャツにジーンズを皆で着ていこうとまとまってしまったのです。知らないとは恐ろしいことです。本当にその服装で出席する気でいたのですから、思い出すだけで顔から火が出そうなほど恥ずかしいです。しかし最後の最後で、私達に幸運の女神が微笑んでくれました。

間違いに気づき、ギリギリセーフ！

知り合いからアルバムの整理の手伝いを頼まれた時に、結婚式の二次会の写真を目にしたのです。そこにはTシャツ姿の人など1人もいません。カジュアルではありつつも、しっかりとフォーマルな雰囲気を出した服装です。そこでやっと、自分達の間違いに気づくことができたのです。そこからは大急ぎで、友人達と洋服の選び直しが始まりました。 その結果、最終的にはフォーマル感のあるワンピースで落ち着いたのです。気づいたのが結婚式の3日前というギリギリでしたが、おかげで恥をかかずに済みました。この時、どれほど安堵したかわかりません。中にはやはり私達のような勘違いをした人もいたらしく、ジーンズでの出席者もいました。そうした人は終始、肩身が狭そうに過ごしていたのを覚えています。あそこで二次会の写真を目にしていなかったら、私達も同じ思いをしていたことでしょう。

親しい仲にも礼儀あり

親しい友人の二次会だとしても、マナーは大切なんだということが身に染みた出来事でした。 ただ、二次会初心者ということもあり、アクセサリーにまで気が回っていなかったのが今でも悔まれます。というのも私は、フォーマルな服装にもかかわらず、玩具のようなアクセサリーを付けていってしまったのです。周りを見てもそんな人はいず、恥ずかしくて途中ではずしてしまいました。その事があってからは、最低限のマナーは知っておくように心がけるようになりました。