「平服」=「普段着」じゃない! 結婚式二次会の服装体験談

「平服」=「普段着」じゃない! 結婚式二次会の服装体験談

こんにちは!元二次会プランナーのにゃんちです。 みなさんは日頃聞きなれない「平服」(へいふく)の意味をご存知でしょうか? 結婚式二次会の招待状に書いてある「平服」の正しい意味を知らないと、マナー違反で失礼にあたることがあります。しっかり知識をつけ望ましい服装で参加できるといいですよね。 今回は、初めて結婚式二次会に呼ばれた際に、「平服」で悩まれたという方のエピソードをご紹介いたします。

結婚式二次会にお呼ばれした女性の服装マナー体験談

あきちゃんさん(27歳・女性)

私が生まれて初めて友人の結婚式二次会に参加することになった時のお話です。 私は披露宴には出席せずに二次会からの参加でした。友人がくれた招待状には「平服でどうぞ」と書かれていました。 「平服ってことは普段着でいいのかな?」と思いましたが、何を着て行こうかと母親に相談した時に平服=普段着ではないという事実を知りました。

「平服でどうぞ」の意味

平服とは、「略礼装」のことであり、改まった席に出席しても大丈夫な服装のことです。 例えるならフォーマル服ほどきちんとしていなくても良いけれども、少し高級なレストランで食事をする時には着られるような服装ということです。 母からは、キレイ目のワンピースを薦められました。そして、一緒に買いに行ってサテン地のワンピースを購入しました。

好みだけで選んではいけない理由、そして好ましい服装

私は黒が好きで、普段着は黒っぽいファッションが多いのですが、全身黒スタイルは、不祝儀・弔事を連想させてしまうので、結婚式などの慶事にはマナー違反となるそうです。 また、当日、白い服を着るのは、新郎新婦だけとなりますので、二次会とはいえ、白の服装は避けるのがマナーとなります。 当たり前ですが結婚式二次会の主役は新郎新婦です。挙式や披露宴に出席するときと同じように、お呼ばれゲストは主役よりも目立たない服装をすることが基本です。 私が選んだワンピースは、やはり好きな色である黒がベースでしたが、オレンジとベージュの花柄の袖のないワンピースでした。 黒地に鮮やかに浮かび上がる花柄が、二次会の席に映えると思ったからです。 メインのワンピースに合わせて、ベージュにスパンコールのついたボレロベージュのパンプス小ぶりなベージュにゴールドの金具のパーティーバッグというスタイルで、二次会に出席しました。 二次会に出席した他の友人たちも私と同じように、上品なワンピースやパーティードレスを着ていました。特におしゃれな友人は、凝ったデザインのパンツスーツを綺麗に着こなしていました。彼女のスタイリッシュな個性が輝いていて、かっこよかったのを覚えています。

実はNG!アイテムや着こなし

ある友人は私と同じく花柄のワンピースを着ていましたが、そのワンピースに黒いレギンスを履いていました。 二次会の会場がカジュアルな場所であったとしても、お祝いの場となりますので、足元は基本的にナチュラルストッキングとパンプスが基本となります。 最近では、結婚式でも黒タイツを履く人も存在していますので、絶対にナチュラルストッキングでなければならないという時代ではなくなりましたが、レギンスはカジュアルすぎるのでできれば避けたほうがいいでしょう。 また、レギンスをはいた友人の靴は、素足に黒いミュールでした。慶事では露出の少ない服装がマナーとされていますので、素足にミュールや、オープントゥやサンダルはあまりおすすめしません。 洋服も露出面積が多いワンピースの時には、ボレロやジャケットを羽織るのがマナーとなります。 結婚式二次会といえども、大切な友人の二次会には失礼のない服装を心がけてお祝いしたいですね。

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