兄弟姉妹の仲がとても良かったり、両親が友人たちと親しい場合「二次会に自分たちも出席したい」というリクエストが出ることも。 そんな時、二次会の会費は、どのようにするべきなのでしょうか。
親族でも会費はいただきましょう
二次会の会費は、結婚式や披露宴とは違い、実費となります。 その会費を「親族だから」ともらわないというのは、他の出席者からすると疑問が残るもの。 親族でも同じ金額を払うのが、一般的です。 年配の親族の場合、受付で冗談まり時に「払うの?」なんて聞いてくる方もいらっしゃるかもしれませんので、受付をお願いする友人には「きちんといただいてください」と一言添えておくと間違いがなくいいでしょう。
新郎新婦が自腹を切るケースも
仲の良い弟や妹が二次会に来る場合、自分より年下の弟妹には負担が大きすぎるからと新郎新婦が自腹を切ることもあります。 その場合も、オープンにはせずにあらかじめ受付に支払っておいたり、弟や妹に事前に渡しておくなどさまざまなパターンがあります。 いずれの場合も、受付で他の友人たちに「どうして親族だからって支払わないの?」という印象を残さないよう、気を配ることが大切です。
親族が二次会に出席するのは珍しいこと
一般的に、結婚式の二次会は新郎新婦のごく親しい友人が集まり、打ち上げ的にカジュアルなパーティをするもの。 そこに親族が出席するのは、珍しいケースと言えるでしょう。 でも、家族仲が良い場合は「参加したい」「参加してほしい」という気持ちになるもの。 最初から親族がいると気を遣ってしまうゲストもいるかもしれませんので、例えば演出の一環のように途中から登場してもらったり、カメラ係を任命して「お手伝いなんです」という感じで出席してもらうのも一つの方法です。 「親族だから、会費はいらない」となると、出席する親族側も却って気を遣うもの。 特に、二次会会費は実費となるので、なおさらです。 会費はいただいて、その分楽しんでもらえるように心を配りましょう。