「披露宴でファーストバイトしたけど、結婚式二次会でも行うの?」
「盛り上げるにはどうしたらいい?」
「具体的にどんな風に進めていけばいい?」
披露宴で、新郎・新婦が初めての共同作業としてケーキカットし、お互いに食べさせあう「ファーストバイト」。
初々しいふたりの微笑ましいやり取りが、人気の演出となっています。
では、結婚式二次会でのイベントとして取り入れるにはどうしたらいいのでしょうか。
セカンドバイトとして、飽きさせない工夫や台本サンプルをご紹介します。
披露宴とは違った、ユーモアのある演出を考えてみませんか。
結婚式二次会は「セカンドバイト」?
みなさんは「セカンドバイト」という言葉を、耳にしたことがありますか?
結婚式・披露宴を行った場合、お互いにケーキを食べさせ合う「ファーストバイト」をしています。
結婚式二次会で行うのは二番目、つまり「セカンドバイト」となります。
幹事にその旨をアナウンスしてもらえば、意味が通じやすく、会場も盛り上がりますよ。
披露宴に出席した方はファーストバイトを見ているので、二度目になります。
飽きてしまわないよう、ちょっとした演出を加えるといいでしょう。
また、披露宴に出席できなかった方が結婚式二次会に参加される場合も多いです。
改めて、お互いに食べさせ合う意味を伝えたり、写真を撮る機会を与えたりしましょう。
結婚式二次会ならではの演出を
結婚式・披露宴はフォーマルな場ですから、度が過ぎるようなおふざけはできません。
でも、結婚式二次会は披露宴よりもカジュアルな場。
楽しんでもらえる演出を取り入れてみましょう。
きっと喜んでもらえる2パターンをご紹介しますので、試してみてくださいね。
食べさせる方法や物を変える
ケーキを食べさせるときには、通常スプーンですよね。
大きなスプーンやシャベルを使ったり、長いお箸を使ったりしてみては。
食べさせる物もケーキではなく、巨大おにぎりや、カップルの好物を登場させるのもいいでしょう。
珍しいものを用意すれば、会場が盛り上がること間違いありません。
結婚式二次会ならではの、フランクな雰囲気を盛り上げる演出となりますね。
ゲストカップルにファーストバイトをしてもらう
ゲストの中に、結婚を控えたカップルがいますか?
サプライズで、前に出てもらってファーストバイトをしてもらうのもいいでしょう。
カップルではなく、新郎の友人ふたりを呼び出してファーストバイトしてもらうのも有り。
男性同士はなかなか見られない面白い絵となり、会場は盛り上がります。
ゲストにとっても、新郎・新婦にとってもいい記念となりますよね。
結婚式二次会台本サンプル
セカンドバイト用の台本サンプルをご用意しました。
全体の流れとして、ケーキ入刀をし、写真の撮影が終わってからセカンドバイトになります。
結婚式二次会での初めてのシャッターチャンスとなる場合がほとんど。
新郎・新婦の前に出て撮影できることをしっかり伝えましょう。
次の撮影する場面でも、気軽に来てもらうようにするためです。
進行中も、参加者が撮り終えているか、確認しながらゆっくり話します。
また、会場の一体感を出すために盛り上げるよう、言葉を選びましょう。
「お待ちかねの」「ここで撮影ポイントです」などと伝え、ゲストの注目を集めましょう。
気を付けておきたいことは、忌み言葉。
「ケーキを切る」ではなく、「ナイフを入れる」「入刀する」と言い換えるようにしてください。
スムーズに進行できるよう、確認しておきましょう。
台本サンプル①ケーキ入刀
「続きまして、お待ちかねのケーキ入刀を行います!
写真撮影できますので、みなさま、どうぞ前の方までお集まりください。
(ゲストに準備できるよう、時間を空ける)
よろしいでしょうか。
それでは、ケーキにナイフが入りましたら、大きな拍手をお願いします。
(新郎・新婦がケーキナイフを持つ)
みなさま、カメラの準備はよろしいでしょうか。
ケーキ入刀です!
おめでとうございます!」
(拍手)
台本サンプル②写真撮影
「それでは、撮影タイムに入ります。
お二人、向かって左側から、笑顔を向けてください。
(ゲスト全員に顔を向けるように視線を促す)
はい、ありがとうございます!
みなさま、写真は撮れましたでしょうか。
シャッターチャンスはまだありますので、そのままお待ち下さい。」
台本サンプル③新郎から新婦へセカンドバイト
「披露宴でファーストバイトを済ませたふたりですが、セカンドバイトをしていただきましょう!
新郎から新婦へ食べさせていただきます。
一生食べるものに困らせないという意味が込められております。
ゲストの皆様は、私が「せ~の!」と言いましたら、「あ~ん!」と掛け声をよろしくお願いいたします。
では〇〇さん(新郎)からの△△(新婦)さんへ、セカンドバイトです。
せーの、あーん!
(新郎から新婦へセカンドバイト)
△△(新婦)さん、お味はいかがでしょうか?」
(新婦へ質問し、盛り上げる)
台本サンプル④新婦から新郎へセカンドバイト
「続いて、△△(新婦)さんから、○○さん(新郎)に食べさせていただきます。
こちらは、一生美味しいご飯を作るといった意味合いが込められております。
では△△(新婦)さんからの〇〇さん(新郎)へ、セカンドバイトです。
せーの、あーん!
(新婦から新郎へセカンドバイト)
〇〇さん(新郎)、お味はいかがでしょうか?
(新郎へ質問し、盛り上げる)
以上ケーキ入刀、セカンドバイトでした。
ありがとうございました。
みなさま、再度お二人の幸せに、大きな拍手をお願いします!」
まとめ
結婚式二次会は、披露宴とはまた一味違う演出を楽しみたいもの。
ファーストバイトに参加した方も飽きないよう、食べさせ方や食べさせる物を変えてみては。
また、披露宴に参加しなかった方もいらっしゃいます。
セカンドバイトで、ふたりの仲睦まじい姿を写真に収められるように、ゆっくり進行しましょう。
度を過ぎることなく、楽しい会にできるよう、いろいろと工夫してみてくださいね。
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