結婚式二次会に遠方から参加してくれる出席者にお車代を出す場合、出席者の交通費によってお車代の金額が異なってきます。 では遠方からの出席者に対しお車代を出すのは交通費がいくらからを基準にしたらよいのでしょうか。 ここではお車代はいくらから出すべきかその基準について調べてみました。
遠方からの出席者の交通費事情
遠方から結婚式二次会に参加する人は飛行機や新幹線などを利用します。 飛行機の運賃は飛行機に乗る距離や航空会社によって異なりますが、LCC以外の場合は普通運賃が片道2万円~6万円程度に設定されています。 各種割引やLCC利用などで飛行機代を押さえることもできますが、それらの割引を使用しても往復で2万円~5万円程度かかる場合もあります。 新幹線の場合は在来線の運賃に特急料金がかかります。 そのため乗車する距離によって交通費が変わります。 例えば東京から新大阪まで片道で乗車する場合は普通運賃と特急料金を合わせて片道1.5万円くらいになります。 このように飛行機や新幹線を利用する場合は近場の人と比較すると倍以上の交通費がかかる計算になります。
遠方からの出席者にはいくらからお車代を出すか
遠方からの出席者へのお車代の基準として参考になるのが披露宴の際のお車代を出す基準です。 披露宴に参加する出席者の場合は交通費と宿泊費を合わせて2万円を超える人に出す場合や交通費が5000円以上かかる場合はお車代を用意するケースが多いですね。 結婚式披露宴も二次会も参加する遠方からの出席者に対しては披露宴の時にお車代を渡しているため二次会で再度渡す必要はありません。 結婚式二次会のためだけに遠方からかけつけてくれる出席者に対しても、可能であれば披露宴同様の金額の基準でお車代を出すのが望ましいですね。 遅くから開催される二次会の場合は宿泊が必須です。 地元で開催するのであれば実家に泊まることができるので出席者の費用負担が減りますが、そうでない場合は宿泊費用も別途かかるので出席者への考慮が必要です。
お車代の金額はどうするか
お車代を出すと決めたらいくらくらいお渡しすべきでしょうか。 披露宴の場合は実際にかかる交通費の半額~全額負担するケースが多いです。 渡す金額も端数単位まできっちりと支払うケースから、5000円や10000円などきりのよい額を渡すケースもあります。 これらを参考にしてお車代にいくらつつむかは新郎新婦で話し合って決めるとよいでしょう。 遠方からの出席者が多数いる場合はすべての出席者にお車代を渡すのが困難な場合があります。 地元など同じ地域から多数出席者を呼ぶのであれば、別途新郎新婦がその地域に出向いてお祝いパーティーをした方がお互いの金銭的負担が少なくてすみます。 二次会はカジュアルな場のため、披露宴のようにお車代を出す習慣がないところもあります。 お車代が出せない場合でも遠方からの出席者に対してはお車代や宿泊費を出せない旨を伝えた上で二次会にお誘いするのがベターです。 お車代という形で用意できなくても遠方からの出席者の二次会会費は頂かない、ホテルなど宿泊施設のみ用意するなど可能な範囲で遠方出席者への配慮をするようにしましょう。