みなさんは、ブーケとブートニア、コサージュの違いをご存知ですか？ 「まとめて花系の飾り」というのは何となく分かっても細かな違いを知らない方も多いと思います。
今回はブーケとブートニア、ブーケとコサージュの違いについて、ご紹介します。
ブーケは花嫁が持つ「花束」の由来
ブーケは、花嫁が手に持つ花束です。 では、ブーケの由来をご存知ですか？
ブーケ、そして新郎が左胸に挿すブートニアには、中世ヨーロッパに伝わるお話が由来となっています。
ある男性がプロポーズを決意し、村人に許しを得るため花を一輪ずつもらいながら、女性の元に向かいました。
そして、そのブーケを手にプロポーズし、女性は返事の代わりにブーケから一輪の花を抜きとり男性の胸元に挿したというお話です。
花嫁の持つブーケには、こんな由来があるのです。
ブートニアは新郎の左胸を飾るコサージュ
ブートニアは本来、ボタンホールに花を挿すものでした。 結婚式においては、左襟に留めることも多いようです。
ブーケ同様、意味合いのあるものですので、新郎もブートニアをつける方が殆どと言えるでしょう。
ブートニアは、ブーケから一本取った花を胸元につけるので、シンプルなものとなります。
ちなみに、同様に胸元を飾る花飾りであるコサージュは、喜びを表すものが多く、華やかなものが好まれる傾向にあります。
ブートニアを使った演出も人気
結婚式でブーケ・ブートニアの演出をするのも人気です。
具体的には、あらかじめ友人12人にバラを手渡しておき、新郎が一輪ずつ集めていきます
そして、新婦のところまで辿りついたらその花をブーケにまとめて、新婦に手渡します。
新婦はその中から、一本を新郎の胸元に挿すという演出になります。
ゲストも参加するスタイルなので、会場に一体感が生まれる、心温まる演出として人気です。
ブートニアを使った演出をする際には、司会に短くまとめた物語を紹介してもらうといいでしょう。
「ふたりで幸せになりましょう」という決意表明にもなるブーケ・ブートニアの儀式、ぜひお試しください。
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