結婚式二次会は新郎新婦にとっては一生に一度の晴れ舞台。 そんな大事な場面で司会を任されると、頼られて嬉しい反面、うまく務められるか不安にもなってしまいます。 今回は、結婚式二次会の司会をうまく務めるためのコツやポイントを解説します。
新郎新婦は一番何を求めているの?
そもそも、新郎新婦はどうして「この人に司会をお願いしたい」と思ったのでしょうか? 面白いことを言ってくれるから、場を盛り上げてくれるから、ということももちろんですが、おそらく一番は「ゲストにとって失礼な態度を取らない人」だったり、「二次会の進行を任せられる人」だったりというところかもしれません。 だとすれば、そこをしっかりと押さえることが、司会をうまく務めるコツになるでしょう。
スケジュールの進行管理もしっかり
そこで、司会を任された時に気をつけておきたいのが進行管理です。 披露宴もそうですが、二次会のプログラムもタイトなことが多いもの。 また、多くの会場では貸し切り時間を過ぎて延長してしまうと延長料金が発生してしまいますので、貸し切り時間内にきちんと終わらせなければなりません。 時間が押してしまっている場合は歓談時間を少なくしたり、ゲームを一つなくしたりするなどの工夫が必要になりますが、タイムキーパーは基本的に司会に任されているため、スケジュールの進行管理をしっかりできることがうまく務めるポイントです。
ゲストと新郎新婦を第一に考える
新郎新婦が後日「この人に頼んで失敗した」と感じるポイントが、司会者が一番目立とうとした、内輪ウケのネタばかりでゲストの全員が楽しめていなかったように見えた、などのところのようです。 新郎新婦としては、二次会とはいえ大切なゲストばかりを招待しているもの。 全ての人に楽しい時間を過ごしてもらいたいと考えていますが、できれば司会者にはそのサポートをしてほしいと思っている部分もあります。 そのため、「内輪ネタばかりを離さない」「特定の誰かをいじり過ぎない」「司会の話を長くし過ぎない」など、ゲストと新郎新婦が楽しめているかを一番に考えるようにすることも、司会をうまく務めるためのコツといえます。 二次会の司会を任されたら、嬉しい気持ちと同時にプレッシャーも感じてしまうかもしれません。 特別面白いことを言わなければならないというところよりも、しっかりと進行を管理して、ゲストをおもてなしできることが求められているかもしれません。