結婚式二次会で失敗しない!司会進行の台本例を紹介

結婚式二次会で失敗しない!司会進行の台本例を紹介

結婚式の二次会で司会をお願いされると、「うまく進行できるかな…」と不安になってしまう方もいるでしょう。

今回は、結婚式二次会で失敗しない司会進行について解説します。台本例も紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね!

結婚式二次会の司会進行の流れと台本例

司会進行は、結婚式二次会の成功に欠かせない重要な役割です。事前の準備とスムーズな進行を心がけましょう。

①開演前

マイクを持つ女性

開演前には、受付・司会挨拶・事前案内の3つが必要となります。

受付:演出などの協力願いがあれば行う

開演前の受付は、ゲストを出迎える役割があります。ゲストの名前や席次を確認し、演出などの協力が必要な場合は伝えましょう。また、ゲストにプログラムや参加者リストなどを配布することもあります。

【台本例】

本日は、お忙しいところ〇〇さんと××さんの結婚式二次会にご来場ありがとうございます。受付でお名前と席次の確認をさせていただきますので、お手数ですがお声掛けください。また、演出などの協力が必要な場合は、こちらのテーブルまでお越しください。

司会挨拶:お礼と自己紹介を述べる

司会挨拶では、まずゲストにお礼の気持ちを伝えます。参加してくれたことへの感謝の気持ちを述べて、ゲストとのつながりを感じてもらいましょう。

また、自己紹介も忘れずに行います。司会者の名前を明示し、ゲストに自分の存在を知ってもらうことが大切です。

【台本例】

「本日は、〇〇さんと××さんの結婚式二次会にご参加いただき、誠にありがとうございます。私は、司会の△△と申します。本日は一緒に楽しい時間を過ごしましょう!」

事前案内:会場に関するインフォメーションなどを案内する

司会は、ゲストが楽しめるようにスムーズな進行を心がけることが大切です。二次会の開演前には、会場に関するインフォメーションなどを案内しましょう。

【台本例】

本日は、〇〇さんと××さんの結婚式二次会にご参加いただき、ありがとうございます。会場に関するインフォメーションをお伝えします。

お手洗いは、会場左奥にございます。喫煙される方は、廊下に出て右手の喫煙スペースをご利用ください。飲み物はフリードリンクとなっておりますので、会場後方のカウンターにてご注文をお願いいたします。では、開演までしばらくお待ちください。

②新郎新婦入場

新郎新婦の入場シーン

いよいよ新郎新婦入場です。

入場時のアナウンス:明るく元気に盛り上げる

結婚式二次会では、新郎新婦の入場はとても重要な瞬間です。ゲストの期待と興奮を最大限に高めるために、明るく元気にアナウンスしましょう。

【台本例】

お時間になりましたので、結婚式二次会をスタートさせていただきます。お待たせしました!新郎新婦が入場します!みなさま、大きな拍手でお迎えください。

新郎新婦が遅れている場合:新郎新婦の状況を伝える

新郎新婦が遅れている場合、司会者は状況をうまく伝えましょう。ゲストに不安や心配を抱かせないように、無事に会場に到着したことも伝えるのがポイントです。

【台本例】

みなさま、大変申し訳ありませんが、現在新郎新婦が遅れている状況です。お二人は交通渋滞に巻き込まれてしまったようですが、無事に会場に到着しましたので、今しばらくお待ちください。

③新郎新婦挨拶:開始を告げ新郎新婦に挨拶をつなぐ

新郎新婦の挨拶

司会者はマイクを手に取って会場の注意を引き、開始を告げて新郎新婦に挨拶をつなげます。

【台本例】

さっそくですが、まずは新郎新婦からみなさまへ一言お礼の言葉を申し上げたいとのことです。新郎〇〇くん、新婦××さん、お願いいたします!

④乾杯:グラスがそろっているか確認してからスピーチ担当者へつなぐ

乾杯の記念写真

乾杯のシーンでは、司会者はまず全員グラスがそろっているか確認しましょう。グラスがない場合には、スタッフに連絡して対応してもらいます。

グラスがそろっていることを確認したら、スピーチ担当者へつなぎます。

【台本例】

みなさま、乾杯の準備はできましたでしょうか?それでは、スピーチをお願いします

⑤ケーキカット・ケーキバイト:拍手や写真撮影を促す

ケーキ入刀

ケーキカット・ケーキバイトは、二次会でも定番のイベントです。

【台本例】

みなさま、お待たせしました!ケーキカット・ケーキバイトの時間です!シャッターチャンスとなりますので、カメラをお持ちの方はぜひ前方にお越しください。準備はよろしいですか?ケーキ入刀です。拍手をお願いします!

⑥歓談タイム:料理のインフォメーションを簡潔に案内する

肉料理

ゲストに美味しい料理を楽しんでもらうために、司会進行の中で料理のインフォメーションを完結に案内しましょう。

【台本例】

お待たせしました!美味しい料理のお時間です!前菜は、サーモンのマリネと野菜の盛り合わせです。メインディッシュは、牛フィレ肉と季節野菜のソテーです。ぜひ、お召し上がりください。

⑦演出・余興など:内容に合わせてテンションや声のトーンを調整する

結婚式の二次会が盛況している様子

演出や余興の部分では、会場の雰囲気や参加者の反応に合わせて、テンションや声のトーンを調整するのがポイントです。

【台本例(クイズ大会)】

みなさま、ここからは楽しいクイズ大会です!準備はいいですか?では、最初の問題です。

正解は〇〇です!おめでとうございます!

⑧新郎新婦挨拶:少し落ち着いた声のトーンでエンディング感を演出する

新郎新婦挨拶では、少し落ち着いた声のトーンでエンディング感を演出しましょう。

【台本例】

それでは最後に、新郎新婦から一言ずついただきたいと思います。

⑨新郎新婦退場:最後の盛り上げを演出する

新郎新婦退場

新郎新婦退場では、最後の盛り上げを演出することが求められます。

【台本例】

みなさま、新郎新婦の退場です。大きな拍手と歓声でお見送りください!

【司会者】

それでは、新郎新婦の退場です!皆様、大きな拍手と歓声でお見送りください!

⑩ゲストの退場:三次会があれば参加を促すアナウンスをする

挨拶を交わす新郎新婦と友人たち

三次会が予定されている場合、ゲストに三次会への参加を促すアナウンスをしましょう。

【台本例】

本日は結婚式二次会へのご参加、誠にありがとうございました。みなさまへの感謝の気持ちを込めて、三次会が予定されております。ぜひともご参加いただければと思います。

三次会への参加を希望される方は、こちらのカウンターにご案内いたしますので、お手続きをお済ませください。

結婚式二次会の司会を選ぶ際の2つのポイント

人差し指を示す女性

結婚式二次会の司会は誰に頼めばいいのでしょうか?

司会を選ぶ際に気を付けたい2つのポイントを紹介します。

話上手な幹事の方にお願いする

幹事は通常、新郎側2名~3名、新婦側2名~3名。その中から司会を選ぶのがメジャーです。

話をするのが上手な方にお願いしたほうが、場が盛り上がりますよ。

営業職に従事していて常日頃人と話をするのが得意な人や、ピアノ講師をしていて発表会の進行をしている人はいませんか。

幹事の中から司会を選ぶ際には、そういった得手不得手を充分配慮の上、決めるようにしましょう。

基本的に司会は一人

スムーズに二次会を運びたいのなら、司会は一人にお願いしましょう。

司会が二人になると話がとっちらかってしまい、会自体のまとまりがつかなくなってしまうことが多いです。

ただ、ゲストの人数が多く、一人で御しきれるか不安という場合もありますよね。それなら、ゲームなどのゲスト参加型の場面のみ、アシスタント的に手伝ってくれるメンバーを用意するのもいいでしょう。

結婚式二次会進行で注意したい4つのポイント

チェック

結婚式二次会を進める上で、注意すべき点がいくつかあります。

内輪ネタは避ける

内輪ウケは避けるようにしましょう。

ゲストには、新郎側新婦側それぞれの友人がいます。両方の共通の友人であることもありますが、どちらか片方しか知らない場合も当然ありますよね。

そんな時、自分のよく知らないグループが内輪ウケをする話題で盛り上がっていたら、どうでしょうか。疎外感を感じてしまうでしょう。

会場にいる全員が心から楽しむことができる話題しか取り扱わないというのが、大きなポイントです。

下ネタは避ける

次に、下ネタは避けるようにしましょう。

「結婚式二次会だし、多少はいいでしょう」とつい下ネタに走ってしまいがち。やはり気分を害するゲストもいらっしゃいます。

極力品のない話題は避け、男性も女性も心置きなく笑えるような話題で、明るい雰囲気づくりを心がけましょう。

言葉使いに注意

司会者は新郎新婦サイドの人間であることを、忘れてはいけません。

結婚式二次会は、新郎新婦がゲストをおもてなしする場です。司会は、そのお手伝いをする立場なので、新郎新婦には尊敬語は使いません。

「新郎が召し上がります」ではなく「新郎がいただきます!」というのが、正しい言葉遣いです。

そして、ゲストに対しては尊敬語を使います。「ゲストが参ります!」ではなく「ゲストがいらっしゃいます!」と言いましょう。

時間に注意

時間内に結婚式二次会を終了できるように心がけましょう。ここが、司会者の一番の腕の見せ所と言えるかもしれません。

結婚式二次会の会場は、時間制で貸し切りにするというのが一般的です。時間制、ということは、オーバーするごとに超過料金がかかるということ。

とはいえ、あまりにも急いで進行をするのも印象が良くないので、上手に話を進めていきましょう。

結婚式二次会の司会進行に関するよくある質問

Q&A

結婚式二次会の司会進行に関するよくある質問を紹介します。

結婚式二次会の司会は何人くらいが一般的ですか?

一般的には1人が担当することが多いです。しかし、ゲストの人数や会場の広さによっては、2人の場合もあります。

結婚式二次会の司会は誰にお願いするのが一般的ですか?

結婚式二次会の司会は、新郎新婦の友人や親族が担当するのが一般的です。特に、結婚式の準備や運営に関わっている人が司会をすることが多いです。ただし、新郎新婦の希望や予算によっては、プロの司会者を依頼することもあります。

結婚式二次会の司会は何を着るべきですか?

男性はスーツが適しています。カラーは黒やグレーが一般的ですが、季節や会場の雰囲気に合わせて選ぶとよいでしょう。女性は、ドレスやパンツスーツなど、華やかな服装を選ぶことが多いです。結婚式の二次会はパーティーの場なので、少し派手めの服装でも問題ありません。

ただし、新郎新婦が主役であることを忘れず、彼らの服装や雰囲気に合わせた選択を心がけましょう。

言葉が詰まってしまった時はどうすればいいですか?

「盛り上がってまいりました!」「みなさん、お酒やお食事もしっかりお楽しみいただけていますか?」などの言葉は、結婚式二次会の間に何度言っても違和感なく、上手に場を繋いでくれます。

言葉に詰まったり、進行が滞った時に使いましょう!

まとめ

結婚式二次会を成功させるためには、事前の準備や会場の雰囲気づくりが重要です。台本の作成とスムーズな進行に加え、ゲストとのコミュニケーションや会場の演出にも工夫を凝らしましょう。

二次会の司会進行をお願いされた方は、新郎新婦やゲストが楽しいひと時を過ごすためにも、必ず今回の記事をチェックしてくださいね!

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