失敗しない!盛り上がる!結婚式二次会の幹事・司会の台本例

失敗しない!盛り上がる!結婚式二次会の幹事・司会の台本例

結婚式二次会の幹事や司会をお願いされると、不安に感じる方も多いと思います。  

でも、任されたのなら、上手に結婚式二次会を盛り上げたいですよね!

今回は、司会の台本サンプルをご紹介します。

また、結婚式二次会における司会を選ぶポイント・進行上で注意したいポイントもまとめました。

司会に選ばれたなら、スムーズに進行するためにチェックしておきましょう。

司会を選ぶときのポイント2点

結婚式二次会の司会の台本(原稿)例

結婚式二次会の司会は、どなたが担当するのでしょうか。

2点、気を付けたいポイントがありますよ。

司会は話上手な方に

幹事は通常、新郎側2名~3名、新婦側2名~3名となっています。

その中から司会を選ぶのがメジャー。

話をするのが上手な方にお願いしたほうが、場が盛り上がりますよね。

営業職に従事していて常日頃人と話をするのが得意な人や、ピアノ講師をしていて発表会の進行をしている人はいませんか。

幹事の中から司会を選ぶ際には、そういった得手不得手を充分配慮の上、決めるようにしましょう。

司会は一人で進行?

結婚式二次会の司会を担当するにあたり、一人で行ったほうがいいのでしょうか。

「自分一人で、二次会を仕切れるかな」と不安に感じて、つい誰かと一緒に…と考える方も多いようです。

でも、これが実は落とし穴。

司会が二人になると話がとっちらかってしまい、会自体のまとまりがつかなくなってしまうことが多いのです。

プレッシャーも大きいと思います。

しかし、スムーズにことを運びたいのなら、司会は一人で腹をくくって引き受けましょう。

ただ、ゲストの人数が多く、一人で御しきれるか不安という場合もありますよね。

それなら、ゲームなどのゲスト参加型の場面のみ、アシスタント的に手伝ってくれるメンバーを用意するのもいいでしょう。

基本的な進行は、一人で行うほうが良さそうです。

結婚式二次会進行で注意したいポイント4点

司会が決まったなら、次は進行について考えましょう。

結婚式二次会を進める上で、注意すべき点がいくつかあります。

内輪ネタは避ける

まずは、内輪ウケは避けるようにしましょう。

ゲストには、新郎側新婦側それぞれの友人がいます。

両方の共通の友人であることもありますが、どちらか片方しか知らない場合も当然ありますよね。

そんな時、自分のよく知らないグループが内輪ウケをする話題で盛り上がっていたら、どうでしょうか。

なんとなく疎外感を感じるのは想像ができると思います。

会場にいる全員が心から楽しむことができる話題しか取り扱わないというのが、大きなポイントと言えるでしょう。

下ネタは避ける

次に、下ネタは避けるようにしましょう。

「結婚式二次会だし、多少はいいでしょう」とつい下ネタに走ってしまいがち。

やはり気分を害するゲストもいらっしゃいます。

極力品のない話題は避け、男性も女性も心置きなく笑えるような話題が良いですよね。

明るい雰囲気づくりを心がけましょう。

言葉使いに注意

司会者は新郎新婦サイドの人間であることを、忘れてはいけません。

結婚式二次会は、新郎新婦がゲストをおもてなしする場です。

司会は、そのお手伝いをする立場。

ですから、新郎新婦には尊敬語は使いません

「新郎が召し上がります」ではなく「新郎がいただきます!」というのが、正しいということなのです。

そして、ゲストに対しては尊敬語を使います

「ゲストが参ります!」ではなく「ゲストがいらっしゃいます!」ですね。

緊張していると、つい混合してしまいます.

あらかじめきちんと意識しておくようにしましょう。

時間に注意

最後に、司会にとって一番重要な役割は、時間通りに進行をするということ。

結婚式二次会の会場は、時間制で貸し切りにするというのが一般的となっています。

時間制、ということは、オーバーするごとに超過料金がかかるということ。

これが、意外と大きな負担となり、赤字になってしまうこともあり得ます。

あまりにも急いで進行をするのも印象が良くありませんので、上手に話を進めていきましょう。

時間内に結婚式二次会を終了できるようにするよう、心がけましょう。

ここが、司会者一番の腕の見せ所と言えるかもしれません。

結婚式二次会台本サンプル

結婚式二次会の司会の台本(原稿)例

ここからは、具体的に二次会台本サンプルをご紹介しましょう。

場面別に分かれているので、それぞれチェックしてみてくださいね。

結婚式二次会台本サンプル~受付〜

結婚式二次会の受付がスタートしたら、事前に会場のゲストにお知らせすべき点をアナウンスしておきます。

トイレの場所や飲み物についてのお知らせ、テーブルや席が決まっている場合はそちらもアナウンスしましょう。

演出で使用するメッセージの記入や、ポラロイドカメラの撮影などもあればお知らせします。

サンプル①受付時の説明

「本日は、お忙しいところを〇〇くん、××さんの結婚式二次会にご来場ありがとうございます。

いくつかご案内を差し上げます。

お手洗いは会場右奥にございます。

喫煙される場合は、廊下を出て左手に喫煙スペースがございますので、そちらでお願いいたします。

また、本日はテーブルのみ場所が決まっております。

受付でご自分のテーブルを確認していただきますよう、お願い申し上げます。

なお、飲み物はフリードリンクとなっております。

会場左手のドリンクカウンターにて、ご注文ください。」

サンプル②メッセージ記入のお願い

「新郎新婦へのプレゼントとして使用するメッセージのご記入に、ご協力お願いいたします。

受付左手のテーブルにてお書きください。」

結婚式二次会台本サンプル ~新郎新婦入場〜

いよいよ、新郎新婦の入場になります。

新郎新婦の入場は、結婚式二次会における最大の盛り上げポイントです。

少し意識して、高めのテンションでアナウンスするようにしましょう。

ここで自己紹介をしておくと、流れがスムーズになります。

入場が終わると、乾杯になります。

この時に、ゲスト全員の手元にドリンクが届いているかを確認するようにしましょう。

乾杯の音頭を特に依頼していない場合は、司会が自ら乾杯の音頭を取るようにします。

サンプル①新郎新婦の入場

「お時間となりましたので、結婚式二次会をスタートさせていただきます。

さて、お待たせしました!

本日の主役、新郎××くん、新婦〇〇さんの入場でございます!

みなさん、盛大な拍手でお迎えください」

サンプル②乾杯の音頭

「それでは、乾杯をさせていただきたいと思います。

皆さまお手元にドリンクはお持ちでしょうか?

大丈夫そうですね。

乾杯の音頭を、新郎の職場の先輩であります株式会社〇〇営業部の××様にお願いいたします!」

結婚式二次会台本サンプル ~新郎新婦ウエルカムスピーチ〜

結婚式二次会の司会の台本(原稿)例

乾杯が終わると、新郎新婦から一言挨拶をします。

乾杯が終わったタイミングで、司会も自己紹介をするようにしましょう。

この時に、幹事も紹介し、自分たちと新郎新婦の関係を簡単に説明します。

また、料理や飲み物についてのアナウンスも、この時にしておくようにしましょう。

サンプル①新郎新婦の挨拶

「早速ですが新郎新婦から皆様へ、一言お礼を申し上げたいとのことでございます。

新郎の××くん、新婦の〇〇さん、お願いいたします!」

サンプル②司会や幹事の紹介

「それではここでしばらく、ご歓談をお楽しみください。

申し遅れましたが、本日司会を務めさせていただきますのは、わたくし△△でございます。

本日、幹事を務めさせていただくのは、こちらの□□と◇◇でございます。

もし何かございましたら何なりとお申し付けください。

私どもは、新郎のサークルの同期でございます。

そして、新郎新婦が出会い、恋に落ちた瞬間からずっと見守ってきたメンバーでございます。

細かい話は省かせていただきますが、ご興味のある方は、後程ご質問いただけたらと思います。

皆様に楽しんでいただけますよう、精一杯務めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

本日のお料理はビュッフェ形式となっておりますので、ご自由にお取りくださいませ。」

結婚式二次会台本サンプル ~ケーキカット〜

結婚式二次会の司会の台本(原稿)例

ここから先は、結婚式二次会のプログラムで違いが出てきます。

今回は一般的に多い演出を用いた場合の台本サンプルをご紹介します。

結婚式二次会では演出定番のケーキカットも、司会が上手に盛り上げるポイントです。

また、ゲストが撮影しやすいように促すことも、忘れないようにしましょう。

ケーキ入刀が済んだら、次はファーストバイトを行います。

サンプル①ケーキ入刀

「みなさま、これよりお待ちかねのケーキカットを行います!

シャッターチャンスとなりますので、カメラをお持ちの方はぜひ前にお越しください。

それでは、準備はよろしいですか? ケーキ入入刀でございます!」

サンプル②ファーストバイト

「新郎から新婦への一口は“一生食べるものには困らせない”という意味が込められております。

それでは、新郎からお願いします。

みなさま、掛け声をご一緒にお願いいたします!

せーの、“あーん!”

続きまして、新婦から新郎へファーストバイトをお願いいたします。

新婦から新郎への一口には“一生美味しいものを作ってあげる”という意味が込められているそうです。

それでは、せーの、“あーん”!」

結婚式二次会台本サンプル ~ビンゴゲーム〜

次に、ゲーム大会に入ります。

景品の紹介から始めるといいでしょう。

歓談中のまったりとした雰囲気から、ゲスト全員がゲームに参加したいという雰囲気を作ることができます。

目玉商品を紹介することで会場も盛り上がり、皆でゲームを楽しもうという空気になります。

景品の紹介に続いて、ルールを説明し、ゲームを開始します。

サンプル①景品の紹介

「みなさま、ご歓談をお楽しみいただけたでしょうか?

それではこれより、豪華景品が当たるゲームを用意しております。

それでは、気になる景品からご紹介しましょう。」

結婚式二次会台本サンプル ~ブーケトス〜

ブーケトスは、結婚式の定番と言える華やかな演出です。

ただ「独身女性」というキーワードを使ってしまうと、参加したくても行きにくくなってしまう方もいらっしゃいます。

あまり何度も召集を掛けないほうがいいでしょう。

人数が集まらないなと感じたら、敢えて男性陣にも声を掛ければ、盛り上がれるんですよ。

サンプル①景品の紹介

「それでは、新婦によるブーケトスを行います。

参加されたい方はぜひ、前方までお集まりください。」

結婚式二次会台本サンプル ~キャンドルサービス〜

結婚式二次会キャンドルサービスは、披露宴よりもカジュアルな雰囲気にしましょう。

そのために、司会も堅苦しくなり過ぎないことがポイントです。

かといってあまり浮かれた様子では見苦しいので、落ち着いたトーンで進行するようにしましょう。

また、新郎新婦が各テーブルを回っている間は、少し間が空きます。

どのように間を持たせるか、あらかじめ対策を練っておくといいでしょう。

例えば各テーブルのゲスト一人にインタビューをするのも、楽しいですね。

サンプル①キャンドルサービス

「これより、新郎新婦がキャンドルを持って、各テーブルにご挨拶に参ります。

お近くにまいりましたら、ぜひお声がけください」

結婚式二次会台本サンプル ~演出後の歓談〜

結婚式二次会の司会の台本(原稿)例

演出が終わったら、歓談へと移ります。

その際に、歓談の時間中なら新郎新婦と写真撮影しやすいということをアナウンスしておくといいでしょう。

サンプル①撮影の案内

「みなさま、もう一度新郎新婦の幸せに大きな拍手をお願いいたします!

それでは、これからご歓談の時間に入りますので、どうぞごゆっくりとお食事をお楽しみください。

新郎新婦と写真撮影を希望される方は、今のうちにぜひどうぞ。」

結婚式二次会台本サンプル ~締めの一言〜

結婚式二次会の最後には、新郎新婦から一言ずつコメントをもらうようにしましょう。

素敵な余韻を残せますよ。

新郎新婦が退場した後は、さり気なく退場を促します。

「お忘れ物がございませんように」などとアナウンスすると、ゲストも自然とお店から出ていきます。

新郎新婦がお店の出口でお見送りの準備をしていることもあります。

会場代に追加料金が発生せずに済むよう、できるだけスムーズに退場を促しましょう。

ここが、司会の腕の見せ所ですよ。

サンプル①締めの挨拶

「それでは最後に、新郎新婦の二人からひとことずついただきたいと思います。

(新郎新婦挨拶)

それでは、お名残り惜しくはございますが、パーティーもお開きの時間となります。

新郎新婦のご退場です。

本日一番の拍手でお送りください。」

結婚式二次会台本サンプル ~言葉が詰まったときは〜

これまで、結婚式二次会の流れに合わせて台本サンプルをお伝えしました。

緊張もすると思いますので、最後に魔法の呪文をお伝えしましょう。

言葉に詰まったり、進行が滞った時に使えますよ。

結婚式二次会の間に何度言っても違和感なく、上手に場を繋いでくれます

本番をできるだけ楽しんでみてくださいね。

サンプル①締めの挨拶

「盛り上がってまいりました!」

「みなさん、お酒やお食事もしっかりお楽しみいただけていますか?」

まとめ

いかがでしたか?

今回は、司会の台本サンプルもご紹介しました。

結婚式二次会における司会を選ぶポイント・進行上で注意したいポイントも

あわせて頭にいれておきましょう。

結婚式二次会の司会はプレッシャーの大きな仕事です。

その分、やり終えた時の達成感も大きいですよ。

新郎新婦、そしてゲストからの「良かったよ!」「ありがとう」という言葉は、本当に嬉しいもの。

「疲れも吹き飛ぶ」とは、この瞬間のためにある言葉かもしれないと感じるほどです。

一度やり切ると、クセになるほどの充実感を味わえますよ。

[2jikaikun]

 

 

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