結婚式二次会のゲームで定番のビンゴ。
いつも通りのビンゴでもチーム対抗戦にするだけで白熱したゲームになります。
普通のビンゴでは物足りない、ちょっと変わった演出を取り入れたいという方は、挑戦してみてはいかがでしょうか?
チーム対抗ビンゴってどんなゲーム?
通常のビンゴは、一人一人が自分のビンゴカードを使って参加する個人戦です。
一方、チーム対抗ビンゴはその名の通り、個人戦ではなくチームでビンゴを行います。
一人がビンゴになっただけでは優勝するとは限らないので、早く終わってしまったゲストも最後までゲームを楽しめるのがチーム対抗ビンゴの魅力です。
ルール、用意するもの
チーム対抗ビンゴのルールは、さまざまなアレンジが可能ですので、非常にバリエーション豊かです。
一番ベーシックなものは、ゲーム参加者を5人ずつのグループに分け、チームの中の3人がビンゴになった時点で勝ち抜きというルールです。
チームの人数と勝ち抜きの人数は、結婚式二次会に出席しているゲストの人数に合わせて自由に設定しても構いません。もし、チームの人数が少ない場合は、「全員がビンゴになるまで」などの条件にしてもよいでしょう。
この、ベーシックなルールを使う場合、用意するものはゲストの人数分のビンゴカードと、くじやルーレットなど数字をランダムに引くことのできるものです。
そのほか、ルールをアレンジする場合は用意するものが変わりますが、アレンジバージョンのチーム対抗ビンゴについては、<チーム対抗ビンゴにはこんなアレンジも!>の項目でご紹介します。
チーム対抗ビンゴのおすすめポイント
チーム対抗ビンゴのおすすめポイントは、一人があがっただけでは終わらない、ということです。
個人戦のビンゴの場合、早くにビンゴができてしまうと、そのあとはゲームを楽しむことはできませんが、チーム対抗になると、自分があがってもまだゲームは続くため、最後まで楽しむことができます。
いつもと同じビンゴをしているのに、チームになるだけでも妙に結束感が出て、意外と白熱するのがチーム対抗ビンゴのおもしろいところです。
結婚式二次会でのチーム対抗ビンゴのやり方、台本を紹介
ここでは、チーム対抗ビンゴのやり方や司会台本をご紹介します。
1.受付でビンゴカードを配布
受付でビンゴカードを配布しておくと、ゲーム開始時の時間節約にもつながります。
このとき、「ゲームまでなくさないように」と、忘れずに声かけを行うようにしましょう。
チーム対抗ビンゴの細かいルールによって、配布するビンゴカードの数はチームで1枚なのか、個人で1枚なのか、というように異なります。
ルールに合ったビンゴカードを用意し、なくしてしまった方のために予備のカードも用意しておくとよいでしょう。
また、必要に応じてペンなどの筆記用具も用意しておくのも忘れずに。
カードを渡すときには、
「ゲームのときに使用するビンゴカードです。ゲーム開始までなくさないようにお持ちください。」
「優勝チームには豪華な景品も用意しています。ぜひご参加ください」
などの声かけを行いましょう。
2.チーム対抗ビンゴのルール説明&チーム分け
チーム対抗ビンゴのルール説明を行いますが、チーム戦のため、個人でビンゴになっても終わらないということや、チームで協力し合って参加してもらうように促しましょう。
チーム分けはテーブルごとでも構いませんし、出席者同士でチームを作ってもらうのもよいでしょう。
初対面の方や知り合いの少ないゲストがいる場合、入るチームがなかなか見つからないということもありますので、そういったことのないように配慮してチーム分けの方法を考えましょう。
「同じテーブルの方が、チームメイトです。協力し合って豪華な景品をゲットしてくださいね!」
「テーブルごとに、通し番号をつけてください!○番の方同士が、同じチームとなります!」
など、チームに入れないゲストが出ないように、配慮してチーム分けを行いましょう。
3.チーム対抗ビンゴスタート!
「それでは、チーム対抗ビンゴ、スタートです!」
と、タイトルコールをしてゲームをスタートします。
細かいルールに応じて、ルーレットを回したりくじを引いたりして、ビンゴを進めていきます。
4.優勝チームが決まってから、景品の渡し方まで
優勝チームが決まったら景品を渡しますが、チーム対抗戦ですので、チームの人数分の景品を用意しておく必要があります。
すべて同等の景品にするか、ランクを変えた景品を用意してもよいでしょう。
景品のランクが違う場合、最終的にじゃんけんなどで景品を取り合ってもらうようにするのがおすすめです。協力し合って優勝したチームが戦うので、どんでん返しの演出ができ、最後まで盛り上がりそうですね。
「優勝チームは○○(チーム名)です!おめでとうございます」
「しかし、豪華景品は1つだけ!ゲットできるのは一人だけです。協力し合って優勝を勝ち取りましたが、最後にじゃんけんで戦っていただきます!」
最終的な優勝者が決定したら、コメントを求めるなどしてもよいでしょう。
「見事○○(豪華景品)をゲットした○○さん(ゲストのお名前)、みんなを蹴落としてゲットした形になりますが、今のお気持ちはどうですか?」
「豪華景品を逃してしまいました。せっかく優勝を勝ち取ったのに、残念でしたね!どのようなお気持ちですか?」
ゲストの方が残念な気持ちにならないように、雰囲気を見ながらインタビューの内容を変えていきましょう。
景品をゲットできなかったチームのゲストも、ビンゴになった人には参加賞を渡すなど、より多くのゲストが楽しめるように工夫するとよいでしょう。
5.ビンゴ終了の挨拶
景品を配り終えたら、締めの言葉を言って、ゲームを終えます。
「これで、チーム対抗ビンゴ、終了です。ありがとうございました!」
チーム対抗ビンゴにはこんなアレンジも!
チーム対抗ビンゴは、通常のビンゴをチームで行う以外にも、ルールにアレンジを加えることでさまざまなバリエーションを楽しむことができます。
ここでは、チーム対抗ビンゴのアレンジルールと用意するものをご紹介します。
数字記憶ビンゴ
このビンゴは、出た数字を開けていく通常のビンゴではなく、見せられた数字を記憶して当てていき、ビンゴを作っていくというルールです。
マス目に、1~9の数字がランダムに書かれた紙やパネルを用意し、10秒間で数字の場所を記憶します。そのあと、どのマスに何の数字が入っていたか、交互に答えていきます。
当たった数字は、チームごとに色ペンで囲むなどしてわかるようにしましょう。
すぐに答えられなかったり数字がかぶったりすれば、新しい数字のパネルで最初からやり直しです。タテ、ヨコ、ナナメのどこか、一列すべての数字をチームで答えられればビンゴとなります。
用意するものは、マス目に数字が書かれた紙・パネルと色ペン、時間を図るストップウォッチなどがあればよいでしょう。
○○名ビンゴ
都道府県名や果物、動物など、お題を決めてビンゴにするというアレンジ方法もあります。
チームに1枚、白紙のビンゴカードを配り、チームで相談してマス目を埋めてもらい、列を揃えていきます。
お題に沿った答えをくじにして、同じお題でチーム戦にしてもよいですし、別々のお題でビンゴカードを埋めてもらい、相手チームに答えていってもらうのもよいでしょう。
用意するものは、チーム数分の白紙のビンゴカードと記入用のペンです。そして、お題の答えを引くためにくじも必要です。
どこに何を書けばビンゴになりやすいか、チームで相談しながら埋めていくのも楽しく、チームの結束力が問われるゲームです。
ビンゴをチーム対抗にするだけでも意外と白熱し、ルールのバリエーションも非常に広がります。簡単で新鮮味のあるゲームになるため、より多くの参加者が最後まで楽しむことができるでしょう。
準備するものも通常のビンゴとほとんど変わらず、結婚式二次会のゲスト同士の交流も図れて一石二鳥です。
結婚式二次会のゲーム選びに困っている方は、ぜひ取り入れてみてくださいね。