9マスビンゴのやり方や司会の台本を紹介~結婚式二次会のおすすめゲーム~

9マスビンゴのやり方や司会の台本を紹介~結婚式二次会のおすすめゲーム~

二次会の定番ゲームであるビンゴに、さまざまなアレンジを加えたビンゴが多数紹介されています。
ビンゴは盛り上がるけれど定番なので、ほかのゲームに変えたいと考えてみても、同じような条件を持つ代案を考えるのは、想像以上に難しいのです。

ここでは、アレンジビンゴの一つ「9マスビンゴ」の内容や、ゲームの進め方について解説していきます。

9マスビンゴとは?

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一般的なビンゴのカードにはタテ5マス、ヨコ5マス、合計25個のマス目に違う数字が書かれています。一方、9マスビンゴはタテ3マス、ヨコ3マスの合計9つのマス目が書かれており、そのマス目は空欄です。

一般的なビンゴカードには数字が記載済みですから、ゲストは単純に読み上げられた数字のマスを開けていくだけですが、9マスビンゴは、ゲストに数字を記入してもらうのが大きなポイントです。

記載してもらう数字については事前に上限を決めておいて、その範囲内で記入してもらうようにします。ゲスト自身による数字のチョイスと配置によって当たりやすさが変わってくるので、自分の選んだ数字が読み上げられたときの喜びは一段と大きくなるはずです。

また、マス目の数が少ないため、小人数の二次会やゲームの時間が限られているときにおすすめです。
ゲームを短時間で終了させたいときは、マス目に記載する上限の数を小さく設定しておくようにするといいでしょう。

【司会向け】結婚式二次会での9マスビンゴの流れ・台本

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9マスビンゴの台本を作っておくと、当日の司会進行がスムーズに進みます。

1.ビンゴカードは受付で配っておく

ビンゴカードは受付で配っておきましょう。
9マスビンゴはゲストに数字を記載してもらう必要がありますので、受付で鉛筆やボールペンをカードと一緒に配るか、ゲーム開始前に配るようにしておきます。

2.9マスビンゴのルール説明

ビンゴ開始前にルールを説明します。
「皆さん、今から9マスビンゴのルールについて説明します。
基本のルールは一般的なビンゴと同じですが、ご覧のとおりマス目が空欄です。
そこで、皆さんは1〜25(上限は自由に設定)の好きな数で、マス目を埋めてください。」

ルール説明で大切なのは、ゲストに書いてもらう数字の範囲をしっかりと伝えることです。
数字の範囲については、事前に幹事で打ち合わせをしたときに決めておきますが、それがきちんとゲストに伝わらないとゲームの進行に支障が出てきてしまいます。

記載する数字の範囲について、大きな紙やホワイトボードに書くなどして、会場にいるゲスト全員が確認できるようにしておきましょう。
ゲストは景品を楽しみにしていますので、ビンゴが始まる前に景品を発表しておくと、ゲストの意気込みも変わってきます。

「景品には、人気テーマパークのペアチケット、ブランド和牛など、豪華な品が用意されています。」
と、具体的に景品を紹介すると、ゲストのテンションも上がるはずです。

3.9マスビンゴスタート!

ゲスト全員がマス目を埋めることができたら、いよいよビンゴスタートです。
ルーレットマシンを貸し出してくれる会場も多いのでマシンを使うか、自分たちで数字を書いた紙を作って、くじ引きのように引いて読み上げてもいいでしょう。

数字を読み上げるときは、会場にいるゲストによく聞こえるように大きな声で読み上げて、ホワイトボードに出た数字を書いておきます。これは、ゲーム途中で雑談をしていたり、トイレや喫煙で中座したりするゲストに配慮するためです。

また、マス目の開け忘れを防ぐために、途中で今まで出た数字の再確認を入れるようにします。

4.一人目のビンゴが出てから、景品の渡し方まで

数字の読み上げが進んでくると、リーチを宣言するゲストが出てきますので、リーチになったら前方に出てきてもらいましょう。

「リーチの方はいませんか?リーチになった方から、順番に前に出てきてください」
と、司会がアナウンスしてゲストを促します。

見事ビンゴになったゲストには、景品を順番に渡していきます。
景品の渡し方は、ビンゴになった順番で豪華な賞品を渡すのが一般的なやり方ですが、それでは後半の盛り上がりに欠けてきます。
そのようなことを防ぐためには、後半用の目玉商品をサプライズで用意するなど、渡し方を工夫してみるとよいでしょう。

5.ビンゴ終了の挨拶

景品がなくなったら、終了の宣言をします。

「ここでビンゴを終了させていただきます。皆さん、お席にお戻りください」

司会がその場をテキバキと仕切らないとゲームが間延びしてしまい、次のプログラムに進むことができなくなるので注意しましょう。

9マスビンゴを進行するときのポイント

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9マスビンゴを経験したことのないゲストは、目新しくて夢中になってくれるかもしれません。司会の進行次第でも盛り上がり方が変わってきますので、盛り上げるコツを知っておくと役立ちますよ。

途中で、それまで出た数字を再度伝える

ビンゴは、くじやルーレットで引いて出た数字を読み上げて、ゲームを進めていきますが、会場内がざわついていたり、友達との会話に夢中になってしまっていたりすると、数字を読み上げる声が聞こえません。

また、ビンゴは二次会の中盤くらいに行われますので、ゲストによってはかなりお酒を飲んで酔っ払っている人や、ゲームの途中でタバコやトイレ休憩に中座するゲストも出てくるでしょう。

「ここで、今まで出た数字の確認をしたいと思います。(数字を読み上げてから)皆さん、数字の聞き漏れはありませんか?再度確認をお願いします。」

ゲストが数字の聞き漏れによって、リーチやビンゴのチャンスを逃さないように、今まで出た数字を何度か伝える時間を設けてください。

リーチやビンゴになっている人がいないか途中で確認を入れる

司会はただ数字を読み上げるだけではなく、ゲストの状況を確認することを忘れないようにしましょう。ゲストによってはリーチやビンゴになっていても、前に出るのが恥ずかしくて宣言できない人もいます。

司会が小まめに声かけをすることで、ゲストが言い出しやすい雰囲気を作ってあげましょう。



9マスビンゴはゲストが数字を書き込んでいくというアレンジビンゴです。
マス目に書き込むのを数字ではなくほかのものにすることで、また違ったアレンジも楽しめるようになります。やり方次第ではオリジナリティを強調したり、面白みを出したりすることが可能になります。

普通のビンゴに飽きたら、二次会のゲームの選択肢として考えてみましょう。

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