結婚式二次会で盛り上がるゲーム「名前ビンゴ」の司会台本を紹介!

結婚式二次会で盛り上がるゲーム「名前ビンゴ」の司会台本を紹介!

結婚式二次会の定番ゲームと言えば「ビンゴ」ですよね。
知らない人は居ないと言ってもいいほど、ルールが知れ渡っているのでどんなゲストでも参加できます。
また、それほど時間をかけずに楽しめるというのもビンゴの魅力です。

しかし、「定番すぎてマンネリになりがち」なのも実際のところです。

そこで、“定番すぎるビンゴゲーム”の応用版「名前ビンゴ」をご紹介します。ゲスト同士の交流も促せるので、マンネリ感を打破して盛り上がること間違いなしです。
進行の流れもご紹介しますので、ぜひ、結婚式二次会の余興で使ってみてくださいね。

名前ビンゴってなに?

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名前ビンゴはその名の通り、ゲストのお名前を使ったビンゴゲームです。
通常のビンゴは、5×5マスそれぞれに数字が入っていますが、この数字の代わりにゲストの名前を入れます。

ゲストにはマス目だけが書かれている空白のカードを渡し、ゲスト同士で名前を聞き合ってマスを埋めていってもらいます。
相手の名前を聞いて自分で埋めていくのもよし、カードを渡して相手にサインしてもらうのもよし、二次会の参加者の雰囲気に合わせて名前を集めていってもらいましょう。

カードのマス目の数は、3×3マスで8~9人の名前を集めるのが主流のようですが、二次会の出席者の人数や景品の数によって自由に決めてOKです。

ただし、名前を埋めるだけでも意外と時間がかかってしまいますので、二次会のタイムスケジュールを考慮した数に留めておくのがポイントです。
「より多くのゲストに交流してほしいから、マス目を多くしよう!」としすぎると、時間オーバーで景品が行き渡らない可能性もあります。

ゲスト同士が会話をするきっかけにもなるので、初対面の人とも交流でき、会場一丸となって楽しめるゲームになるでしょう。

結婚式二次会での名前ビンゴの司会台本


ゲスト同士の交流のきっかけにもなる名前ビンゴ。
ここでは、進行の流れや司会をするときの言い回しなどを紹介していきます。
司会進行もゲームを盛り上げるために重要となりますので、しっかりとポイントをおさえておきましょう。

1.受付でゲストの名前チェック&ビンゴカードの配布

空白のビンゴカードは受付で渡しておきます。二次会中になくしてしまうゲストも居るかもしれませんので、カードは少し多めに用意しておきましょう。
受付のときに、くじにできるように小さな紙に名前を書いてもらうようにすれば手間も少なく済みます。

このほか、受付時にチェキを撮影して、くじ代わりにする方法もあります。二次会の後にも思い出として残しておけるので非常におすすめです。

司会はゲストの名前を読み上げることになるので、事前にきちんと確認しておきましょう。ゲーム中、読み上げるときに間違うと失礼なだけでなく、場合によってはゲーム自体も盛り下がってしまいます。
読み方が不安なときにも、念のため確認しておくと安心です。

受付でカードを渡すときには、
「余興では、(○○商品名)など、豪華な景品が当たるチャンスもあるゲームがございます。そのときに使いますので、なくさないようにお持ちください」
など、簡単な説明を添えて渡すと親切です。

景品について、具体的に触れるのもポイントです。ゲストがゲームに参加してくれるよう、期待感を膨らませる一言を添えましょう。

2.名前ビンゴのルール説明

ビンゴのルールについては、ほとんどのゲストが知っているかと思いますので、細かいルール説明は不要です。ゲスト同士で名前を聞き合い、マスを埋めてもらうことをメインで説明しましょう。

このとき、
「受付でお配りしたカードは手元にあるでしょうか?手元にないという方は、お渡ししますのでおっしゃってください」
などと声掛けをして、ゲストがゲームに参加できるように準備をしておきます。

名前を聞き合う時間には制限を設けておくことで、大幅なスケジュールのズレを回避できます。
「制限時間は○分です。埋められなかった方は不利になってしまいますので、できるだけたくさんの方に声をかけてくださいね!」
など、お互いに話しかけやすくなるように雰囲気づくりをするのがポイントです。

また、最初のルール説明のときに、
「なんと、1等の景品は○○です!みなさん、○○を目指して、頑張りましょう!」
のように紹介をしておくと、ゲームへのモチベーションが上がり、盛り上がります。

3.名前ビンゴスタート!

名前集めが終わり、ゲストが席について落ち着いたら、ゲームを始めます。
「みなさん、たくさんお名前を集められたでしょうか?それでは、名前ビンゴ、スタートです!」
と、改めてタイトルコールをして、ビンゴを楽しむ雰囲気を演出しましょう。

また、名前を読み上げている間に次のくじを引いておくことで、効率よくゲームが進行して中だるみを防げます。

4.一人目のビンゴが出てから、景品の渡し方まで

ビンゴになったゲストが出ても、その場で景品を渡すのは避けたほうがいいでしょう。
ビンゴになった順番に、1等から景品を渡していくと、ゲームが進むにつれて参加者のモチベーションが下がってしまう可能性があるためです。

景品名や「○等」などと書かれた紙を封筒などに入れておき、ビンゴになったゲストから引いてもらうようにします。最後まで何が当たるかわからない工夫をして、ゲストを飽きさせないようにしましょう。

「封筒の中には、景品の番号が書かれた紙が入っています。どれが当たるかは最後まで分かりません!」
と改めて説明し、
「最初のビンゴは○○さん(ゲストのお名前)です。さぁ、どの商品を狙いますか?」
など、ビンゴになった人にコメントしてもらうのもいいでしょう。

封筒を引いてもらったあとは、
「残る景品は○個です。○○さん(ゲストのお名前)も、引き続きゲームを楽しんでくださいね」
などと、最後までゲームに参加してもらいましょう。

5.ビンゴ終了の挨拶

ビンゴになった人が、景品の数に到達したらゲームは終了です。
「さぁ、これですべての景品が行き渡りました。それでは、封筒をゲットした方は前のほうへお越しください」
と、ビンゴになったゲストを見えやすい位置に誘導しましょう。

だれに何が当たるか、会場全員が気になっているはずですので、封筒の開封するときにも、もうひと盛り上がりできるでしょう。

「それでは一斉に、封筒の中身を確認します!私の合図で封筒を開けてください。せーの!」
のように合図をして、封筒を開けてもらいましょう。
一目で何が当たったかわかるように、大きめの封筒を用意するのがおすすめです。
「せーの」の声掛けは会場の全員でおこなうと、一体となって盛り上がります。

1等の景品が当たったゲストには、コメントを求めてもよいでしょう。
新郎新婦が景品をゲットした場合には、じゃんけんゲームなど敗者復活戦でゲストのチャンスを増やせるよう、あらかじめ新郎新婦と打ち合わせしておきます。

「豪華景品ゲットのチャンスをつかんだのは○○さん(ゲストのお名前)でした!おめでとうございます!景品をゲットできなかった方も、お楽しみいただけたでしょうか?以上で、名前ビンゴ終了です。ありがとうございました」
と締めて終わりましょう。

名前ビンゴはこんなアレンジもできる!

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これだけでも十分楽しめる名前ビンゴですが、もう少しルールを加えてアレンジすると、さらに盛り上がるかもしれません。

ここでは、名前ビンゴをもっと盛り上げるためのアレンジルールをいくつか紹介します。

名前を聞くのは異性のみに限定する

独身の方など、パートナーのいないゲストが多い二次会の場合は、マスに記入するのは異性の名前のみに限定するのもおすすめです。

ただ名前を埋めていくだけといっても、お互いに自己紹介をし合うなど、当然会話も生まれてくるはずです。短時間であっても初対面のゲスト同士が交流でき、その後の会話のきっかけにもなるでしょう。

もしかすると、名前ビンゴがきっかけで仲良くなり、ゲスト同士のカップルが誕生するかもしれません。友人の結婚式に出席したとき、「馴れ初めは、あのときの名前ビンゴで…」なんていう、素敵なエピソードを聞ける日がくるかもしれませんよ。

司会に名前を読み上げられた人は新郎新婦へメッセージを贈る

くじで名前が出たゲストは、新郎新婦へお祝いのメッセージを贈るというルールを加えるのもよいでしょう。

新郎新婦は二次会中、多くのゲストへおもてなしをしなくてはいけません。バタバタと忙しそうで声をかけるタイミングをつかめず、直接お祝いを伝えられなかったゲストもいるはずです。
ゲスト全員の前でコメントしなくてはいけないという緊張感はありますが、新郎新婦へきちんとお祝いの言葉を伝えられるという点では、ゲストにとっても良い機会になるでしょう。

むしろ、「みんなの前で何か喋るのは緊張するな、何を喋ろうかな…」という緊張感で名前のくじに集中し、ゲーム中も退屈せずに過ごせそうです。
「ビンゴなら参加しなくてもいいか」と思っていたゲストも、名前のくじが気になってしっかりゲームに参加してくれるかもしれませんね。

司会が読み上げるカードを新郎側ゲスト、新婦側ゲストで分ける

ゲスト全員の名前のくじを全体でランダムに引いていくのではなく、新郎側・新婦側のゲストとして分け、交互に引いていくのもよいでしょう。

こうすることで、どちら側のゲストも同じ人数ずつ名前が呼ばれることになります。
つまり、カードには新郎側、新婦側のゲストの名前を、まんべんなく書いているほうがビンゴになるチャンスが多くなるということです。

何人ものゲストの名前を集めようと思うと、どうしても知り合いばかりに偏ってしまいがちです。しかし新郎側、新婦側両方のゲストの名前を集めたほうが有利になることで、初対面の人に名前を聞きやすくなるでしょう。

ビンゴになった人の景品をより豪華にすることで、ゲスト同士の交流を一層促すことができそうです。



結婚式二次会で、新郎新婦や幹事が意外と頭を悩ませる余興の時間。
準備の手間が少なく手軽にできるビンゴは、多くの二次会でやられているので、「今さらビンゴっていうのもなぁ…」と困っていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

名前ビンゴは、ゲスト同士の交流も促せるので会場が一体となって楽しめます。ルールを加えてアレンジすれば一層盛り上がり、ゲスト同士ももっと仲良くなってくれるかもしれません。

ここで挙げた以外にも、おもしろくなりそうなアレンジルールを思いついたら、どんどん織り交ぜてオリジナルの名前ビンゴで結婚式二次会を盛り上げてくださいね。

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