結婚式二次会におすすめの「ミッションビンゴ」。進め方や司会の台本例を紹介

結婚式二次会におすすめの「ミッションビンゴ」。進め方や司会の台本例を紹介

結婚式の二次会で定番のゲームといえばビンゴやクイズですが、やり尽くされていてマンネリ感も否めません。
そこで、この記事では「ちょっと変わったゲームがしたい!」という方におすすめの「ミッションビンゴ」についてご紹介します。

「ミッションビンゴ」ってどんなゲーム?

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通常のビンゴは、ルーレットで出た数字を開けていきます。
これに対して、ミッションビンゴでは、出た数字が開けられるとは限りません。

数字に対して、簡単なミニゲームなどのミッションが用意されており、新郎新婦やゲストが挑戦して成功すれば、数字を開けることができるというゲームです。挑戦が成功し、タテ、ヨコ、ナナメのどこか一列の数字が開けば「ビンゴ!」となります。

ミッションビンゴで使えるミッション例

ここでは、ミッションビンゴのお題として使えるミッションの例を5つご紹介します。
体を張ってもらうミニゲームや対決、個人戦からチーム戦まで内容はさまざまありますので、お題に困ったときに参考にしてみてくださいね。

ペアになるゲームや対決などを混ぜることで、ゲスト同士が応援したり会話が生まれたりなど、会場全体が一体となって楽しむ雰囲気になります。
ここで挙げたほかにも、楽しいミッションを考えて、オリジナリティのあるミッションビンゴにしてもいいですね。

ミッションは、だれでも挑戦できて、すぐに結果がわかるようなシンプルなものがおすすめです。ただし、あまり時間がかかりすぎると、中だるみや飽きにつながってしまうので注意しましょう。

万歩計カウント

腰に万歩計をつけてその場でダッシュをしてもらい、カウント数を増やすシンプルなミニゲームです。
新郎とカウント数を競うなどの対決方式にしてもよいですし、制限時間を設けて、「ある一定の歩数より上か下か」といったクイズ形式にしてもよいでしょう。

何度も挑戦が続いてへとへとになってくると、いっそうゲストも盛り上がってくれそうです。女性のゲストや新婦が挑戦する場合には、制限時間を多くするなどしてハンデをつけてあげると、男女平等に楽しめます。

腕相撲対決

腕相撲も、ミッションビンゴでよく使われているミッションの一つです。
新郎と腕相撲で勝負して、ゲストが勝てば数字が開けられることにしたり、新郎が何人勝ち抜けるか、あるいは新郎対新婦でどちらが勝つかなどのクイズにしたりするのもよいでしょう。

数字が開かなくても、腕相撲の勝負を見ているだけで盛り上がりますし、みんなで応援し合ってゲスト同士の仲がより深まりそうですね。

このミッションも、女性のゲストや新婦が挑戦する場合には、「両手OK」や「一人対二人」などのハンデをつけることで、勝敗がわかりづらくなり楽しめます。

ネクタイの早結び対決

ネクタイは、二次会に出席しているゲストなら、どなたでも巻いているアイテムかと思います。このネクタイを使ってどちらが、早くきれいにネクタイを結べるか対決するミッションです。

個人戦にしてもよいのですが、新郎新婦対男女ペアの対戦方式にするのがおすすめです。
新しく夫婦となった新郎新婦の、これから先のイメージができて少し微笑ましい雰囲気にもなるのではないでしょうか。

新郎新婦が負けてしまったら
「練習する機会はこれからたくさんありますので、上手にネクタイが巻けるラブラブなご夫婦になってくださいね!」
などとコメントすると、会場全体が和やかな雰囲気になるでしょう。

また、ゲスト側のペアが独身同士であれば、これがきっかけで仲が深まるという嬉しい展開になるかもしれません。

早口言葉チャレンジ

結婚式二次会という、新郎新婦、ゲストともに、少しお酒の入った状態で挑戦する早口言葉チャレンジ。
簡単な早口言葉でもろれつが回らず、うまく喋れないこともあるかもしれません。

シンプルですが、意外と盛り上がるミッションです。3回連続でしっかり言えるか、新郎新婦やゲストにジャッジしてもらいましょう。

マシュマロキャッチ

新郎新婦やゲストでペアになり、片方がマシュマロを投げて口でキャッチできるかというミッションです。

よくあるゲームですが、二人の相性が重要になります。
新郎新婦がチャレンジするなら、新郎の顔にわざとマシュマロをぶつけるなどのお遊びを入れると、ゲストも笑ってくれるでしょう。

ミッションビンゴでの司会の台本例・進め方

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ここでは、ミッションビンゴの司会をするときの台本、コメント例や進め方をご紹介します。

1.受付でビンゴカードを配布

「景品が当たるチャンスのあるゲームで使いますので、なくさないようにお持ちください。」と言って受付でカードを配布します。その際に、カードの簡単な説明をしておきましょう。

ゲストがカードをなくしてしまうことも考えられるので、予備のカードを用意しておくことも忘れてはいけません。また、数字を書き込むペンも一緒に配布しておくとよいでしょう。

2.ミッションビンゴのルール説明

ルールの説明をする前に
「受付でお配りしたカードはお持ちでしょうか?ない方はお渡ししますのでお声かけください。」
と言いつつ、ゲストにカードが行き届いているかをチェックします。

カードが全員に行き渡っていることを確認したら、ルールの説明に入ります。
「カードのマス目には、1~9の数字(3×3マスの場合)をランダムに入れてください。
くじを引いて、その数字が出ても、開けられるとは限りません。その数字のミッションに挑戦して成功したら開けられますよ!」

普通のビンゴとは異なり、数字が当たってもミッションが課せられていることを強調しましょう。

「ミッションに挑戦していただく方はランダムで決まります。油断せず、最後まで楽しんで参加してくださいね!」
このように話しておくことで、全員がビンゴに集中してくれるかもしれません。

また、景品がある場合は紹介して、多くのゲストに参加してもらうように促しましょう。

3.ミッションビンゴスタート!

「それでは、ミッションビンゴ、スタートです!」
「〇番のミッションは、腕相撲対決です!新郎に勝ったら、数字が開けられますよ。挑戦者は○○さん(ゲストのお名前)です。前の方へどうぞ!」
「ミッション成功です!〇番の数字を開けてください!」

これをビンゴの人が出るまで繰り返します。

4.一人目のビンゴが出てから、景品の渡し方まで

「ビンゴになった方はいらっしゃいますか?」
というように、ゲーム中に何度か声かけをしましょう。

「ビンゴの方がいらっしゃいました!お名前は?」
「〇〇さん(ゲストのお名前)、景品ゲットです!おめでとうございます!しかし、まだ喜んではいけません。どの景品が当たるかは、最後までわかりません。」
「〇〇さんには、景品名が書かれた封筒を一つ引いていただきます。ビンゴになった方は、ゲームの最後で一斉に封筒を開けていただきます。そのときまで何が当たるかわかりません。豪華賞品はまだ残っているかもしれませんので、最後までお楽しみくださいね!」

ビンゴになった人から景品を渡していくと、ゲームが進むにつれて景品のグレードが落ちてしまいます。
そうなると、ゲストのゲーム参加へのモチベーションが下がり盛り下がってしまいますので、最後に景品がわかるように工夫しましょう。

5.ビンゴ終了の挨拶

景品がすべてなくなったら、以下のように進めていきましょう。

「これで景品はすべてなくなりました。それでは一斉に封筒を開いていただきましょう。景品をゲットした方は前の方までお越しください。」
「わたしの合図で一斉に封筒を開いてください。豪華景品はどなたがゲットするでしょうか。では、行きますよ!せーの!」
「豪華景品をゲットしたのは〇〇さん(ゲストのお名前)でした!おめでとうございます!」

景品をゲットしたゲストの方に、コメントや感想をもらうのもよいでしょう。
会場の雰囲気や時間を見ながら、ゲストの方に話を振っていくようにします。

「以上で、ミッションビンゴ、終了です!ありがとうございました!」
とゲームを締めます。

ミッションビンゴを行う場合の注意点・ポイント

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結婚式二次会で楽しめるミッションビンゴですが、しっかりとポイントをおさえておかなければ、せっかくのゲームも楽しさが半減してしまうこともあります。
ここででは、注意しておきたいポイントを3つご紹介しています。

ミッションにチャレンジしている人が見えやすいように工夫する

ほかのゲストからミッションチャレンジがしっかり見えないと、ゲーム中の盛り上がりに欠けてしまうだけでなく、結果がわからずストレスになってしまうこともあります。

ミッションはステージ上で行うなど、できるだけゲスト全員から見えやすいように工夫しましょう。

特に二次会の場合、立食で行うことも多いです。
「前の方は少しだけ屈んで皆さんが見えやすいようにご協力お願いします」
「ミッションが見えやすいように自由に移動してください」
というように、司会の人が配慮するようにしましょう。

ミッションに夢中でテーブルなどにぶつからないようスペースを確保する

ミッションの中には、体を張るゲームやスペースが必要なゲームも含まれています。
そういったミッションを行う場合は、チャレンジしているゲストが周りのものにぶつからないように、しっかりとスペースを確保しましょう。

挑戦する側、応援する側ともに危険のないように、できるだけ広いスペースを確保するように努めましょう。

体力や力を使うミッションは女性ゲストにハンデを用意する

ミッションの例のところでも簡単に触れましたが、新婦や女性ゲストが体を張るものや力が必要なミッションに挑戦する場合は、制限時間を伸ばすなどハンデを用意するようにしましょう。

こうすることで、ミッション失敗が続いて会場が盛り下がるのを防げるとともに、勝敗や結果がわかりづらくなりゲームも白熱するでしょう。



会場が一丸となって盛り上がれる「ミッションビンゴ」についてご紹介しました。
ゲストにも積極的に参加してもらえるので、退屈せずに楽しんでもらえるのではないでしょうか。
対戦やチーム戦などさまざまなミッションを用意して、オリジナリティのあるミッションビンゴを楽しんでくださいね。

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