「結婚式、披露宴の時間帯は仕事があって参加できないけれど、二次会には行けそう」そんなこともありますよね。 お祝いに駆けつけたいけれど、二次会からになってしまう――そういった場合、ご祝儀はどうすればいいのでしょうか。
招待された時点で分かっていれば、ご祝儀は通常の欠席程度
招待された時点でどうしても動かせない予定があり、結婚式と披露宴を欠席することが分かっている場合はその旨を伝えて、ご祝儀は10000円程度包むのが一般的となります。
お料理や引き出物などの準備を考え、調整可能な時間的余裕がある場合は、10000円程度で大丈夫です。 ただ、出席したい気持ちがあり、自分の式に出席していただいていた場合などは、30000円包むという考え方もあります。
直前での欠席なら、出席時と同額
もし、結婚式まで1ヶ月を切っている時期に欠席することになった場合は、出席する時に包む予定だった金額をそのままご祝儀として渡しましょう。 自分のために席を用意し、食事や飲み物、引き出物などを準備してくれていることを思えば、当然のこと。
お料理や、その席を楽しめなかったことは残念ですが、新郎新婦にとっては出席を予定していた友人の欠席はそれ以上に残念なもの。 必要な出費だと割り切りましょう。
二次会に出席してもご祝儀は必要
結婚式、披露宴を欠席して、二次会のみ出席する場合はどうでしょうか。 「二次会には出るのだから、ご祝儀は不要なのでは」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
新郎新婦は、結婚式と披露宴に「来てほしい」と招待しているのです。 それをお断りするのですから、たとえ二次会でお祝いを伝えられるとしても、ご祝儀はまた別問題。 親しき仲にも礼儀は必要であり、大切な友人なら尚更そういった部分は大切にしたいですね。 二次会から参加すると言っても、結婚式と披露宴を欠席したことに変わりはありません。
新郎新婦と話す機会があったら、丁寧にお詫びするようにしましょう。 そして、二次会からでもふたりの晴れ姿を見られて嬉しかったと伝えることが大切です。