香水とは、香りをまとう身だしなみのひとつです。 日本人は、あまり体臭がないため、勘違いされることもありますが、自分の臭いを感じさせないという意味も持っています。 ですが、場は結婚式として考えた場合、好き好きではなく、その場にあった香りにしなければいけません。
基本はつけない方が無難
男性でも女性でも、香水を使う場合は結婚式という場を考えて用いなければなりません。 本来香りの強い香水は、ほんの少しだけ使い、香りを漂わせることが重要です。 ですが、なかにはかなりの量をつけてしまう人もいます。 こうなると、食事を供される結婚式という場では、とても問題があるでしょう。 せっかくの料理の香りもわからなくなり、味も不快なものになってしまいますので、特に男性の場合はつけない方が好印象です。
ワインが出るのであればつけない
二次会でもワインが出されるような場合、香水は厳禁です。 これは女性でもマナーとされていることですので、忘れないようにしなければいけません。 ワインは香りが命であり、同系統の香りがぶつかることがあります。 そうなれば、せっかく二次会用に用意してくれた新郎新婦に失礼に当たるということを考えましょう。 どんなに高価なワインも台無しにしてしまうからです。
つける場合には少量を
甘くきつい香りは二次会のカジュアルな場面でも嫌われます。 人が多く集まるため、柑橘系のさわやかなものが、軽く漂うぐらいが限界といっていいでしょう。 香りを楽しむということは、主観的な部分もありますので、できるだけ少量に抑えるべきです。 つける際には、洋服で隠れる部分にほんの少しつけることがポイントです。 体温によって香りが立ちますので、血管があるところにするといいでしょう。 香りが漂うことは、決して不快というわけではありません。 ですが、だれでもその香りを楽しめるわけではないということを忘れてはいけないでしょう。 特に香水は香りが強いのですから、つけ方を誤らないことが大人のたしなみであるといえます。