結婚式二次会の受付には、名簿が必須。 でも、その名簿もただ名前が羅列されているだけではなく、ちょっとした工夫で受付業務をスムーズにすることができます。 今回は受付業務をスムーズに、スマートにする出欠名簿の作り方についてご紹介します。
二次会の受付は名簿準備が8割、当日2割
名簿さえいいものが仕上がっていれば、受付当日の業務はそれほど大変ではありません。 というのは、名簿を作るためにいろいろ想像力を働かせることで、当日の作業がぐっと楽になるからです。 では、名簿にはどのような項目が必要でしょうか。 まず、受付は新郎側、新婦側に分けた方が何かとスムーズですので、それぞれ用意します。 次に、二次会が立食式なのか、着席式なのか、席はフリーなのか、決まっているのか先ず確認を。 着席式の場合はテーブル別、50音順に名簿を作成します。 席が決まっていない場合は、50音順でかまいません。 この時、お名前に間違いがあっては失礼なので、ふり仮名まで入れておくと、当日慌てることがなく済むでしょう。 名簿の並びが決まったら、次は項目です。 出欠欄は、会費をいただいたかどうかのチェック欄と兼ねてしまいましょう。 そして、備考欄も大切です。 当日プレゼントを持参してくださった方、ご祝儀をくださった方や、事前に会費をいただいている方、なにか演出を依頼していて車代をお渡しする方などを控えておく時に役立ちます。
名簿に名前のない方が飛び込みで来ることも!
二次会は結婚式や披露宴とは違い、ギリギリまで出欠が固まらない面もあります。 当日急な欠席もあれば、名簿に氏名がない方が突然やって来るなんてことも。 そんな時にも慌てずに対応できるよう、名簿には予備の枠をいくつか用意しておきましょう。 飛び入りの方がいらっしゃったら、まずは幹事にその方が招待されていたかどうかを確認します。 招待されていた方、もしくは招待されていなくても参加しても問題がない方の場合は受付をします。 そして、着席式の場合はご友人のいるテーブルを名簿や席次で確認していただき、会場の方に席の追加を依頼します。 当日、仕事の都合をつけて駆けつけた、というケースもありますから、気持ちよく対応できるように心の準備をしておくことも大切です。
受付は最低でも4人
二次会の受付は、意外と忙しいもの。 参加者が来たら、名簿をチェックし、会費をいただきます。 おつりのないように来てくださる方が殆どとはいえ、やはり「ごめんなさい、大きいのしかなくて」という方もいらっしゃいます。 その場合はおつりを出す必要もありますし、また、事前に支払いをされている方もいるので注意深く作業を進めなくてはいけません。 また、受付にいるとどうしても「どこに座ればいいの?」など、さまざまな質問をされるもの。 会場内への誘導もできるようにしておく必要があります。 そう考えると、最低でも4人は必要と言えるでしょう。 二次会は、一般的に新郎新婦を祝うために集う友人のパーティです。 「受付」は、そのパーティの顔。 大げさではなく、受付の印象が二次会を左右する部分もあります。 笑顔で対応できるよう、名簿作りには注意を払い、万全の体制で当日を迎えましょう。