真夏に行われる結婚式の二次会、しかも夕刻に開催されるとなると「浴衣を着ていったらどうかな?」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、浴衣で二次会出席について、考えてみましょう。
浴衣は「寝巻き」
元々、浴衣は寝巻きとして作られたもの。
家で涼を取りながら、リラックスするために作られたものであり、盛装ではないどころか、着物ですらありません。
ここは、きちんと認識しておきたいもの。
近年、さまざまなタイプの浴衣があり、着る場面や着こなしも多様化していますが、二次会とはいえ結婚式の場では、ふさわしい装いとはとても言えません。
どうしても和装にしたいなら「着物」を
結婚式の二次会に着物を着たいなら、きちんとした薄物の小紋や付け下げを選びましょう。
洋服にも冬物、夏物があるように、着物にも冬物、夏物があります。
季節に合わせて、正しいものを選ぶことが大切です。
夏の着物とは、絽の着物となります。
淡いグリーンやブルーなど、涼し気な色を選び、帯は白系でまとめます。
花嫁と重なる白系はタブーとされていますが、帯で取り入れる程度なら問題ありません。
髪もアップスタイルにすれば、素敵な装いとなります。
ドレスコードが浴衣ならOK
例えば、新郎新婦の意向でドレスコードが「浴衣」となっているような場合は、もちろん浴衣を着用しての出席に何の問題もありません。
「浴衣を着ていくなんて」と躊躇する必要は、ないのです。
アレンジを凝らした着こなしで、会場に華を添えましょう。
結婚式の二次会で、新郎新婦が浴衣を着たという話を耳にすることもあるように、ゲストの服装も新郎新婦の意向次第という面があります。
二次会とはいえ、格式高いレストランで着席式の場合は、きちんとした着物を選ぶべきですし、居酒屋で新郎新婦も浴衣を着るようなカジュアルな席であれば、浴衣でも問題はありません。
浴衣をドレスコードとなっていたら、風情のある着こなしを楽しみましょう。