結婚式の二次会は、新郎新婦の友人などに幹事を依頼し、幹事が中心となって進めていくことが多いものです。 会場の設定や見積もりなども幹事が行うこともよくありますが、二次会にかかる費用に関して新郎新婦の費用負担はどうなっているのでしょうか。
二次会にかかる費用の内訳は?
まずは二次会にかかる費用について、内訳をみてみましょう。
・司会
・会場費
・食事代
・二次会にかかる備品
・ゲームの景品やゲームに関する備品
・新郎新婦の衣装
・幹事への謝礼
一般的にかかる費用としてはこのようなものになります。
この中で、会場費と食事代はゲストの会費でまかなうのが一般的ですが、それ以外の費用負担については意見が分かれるようです。 会費を少し多めにいただいておき、二次会にかかる備品や司会などに充てるという人もいますし、できるだけ新郎新婦で負担するという人も。 ただ、二次会にかかる費用の中で新郎新婦のドレス代や幹事への謝礼などの費用まで会費でまかなうのはマナー違反という声が多いようです。
赤字が出たら誰が負担する?
当初の見積もりでは黒字だったのに、当日が近づくにつれて経費が増えるなどの理由で赤字になってしまうこともよくあります。 ゲストに会費の連絡をしていない段階であれば会費を検討することもできますが、すでに連絡した後であれば会費を上げることはできません。 こんなときの赤字はやはり新郎新婦が負担することになります。 もしも幹事の見通しが甘かったとしてもここで幹事に負担してもらうわけにはいかないため、二次会の準備は幹事に全て丸投げするのではなく、最低限のチェックは行っておいたほうがいいでしょう。
当日思わぬ出費があることも想定しておこう
予定通り二次会が始まっても、招待した全ての人が参加するとは限りません。 仕事の都合などで当日になって欠席になる人も出てきます。 また、当日になって備品が足りないといったような不測の事態もありますので、ある程度予算を把握していてもそれにプラスして予想外の出費がある可能性が高いことは念頭に置いておきましょう。
ちなみに、当日の不測の出費についても新郎新婦が負担することが一般的です。 結婚式の二次会の費用にはいろいろなものがありますが、どこまで新郎新婦が負担するのかは事前にしっかりと決めておきましょう。 見積もりよりも出費が増えることも多いため、それも念頭に置いて会費などを決めることをおすすめします。