最近、幅広い世代でお洒落アイテムとして帽子を楽しむ男女が増えています。 「結婚式にも被っていきたい」という声を時折耳にしますが、結婚式二次会に帽子を被っていくのはマナーとしてはどうなのでしょうか。
カジュアルな二次会でも大人のマナーを
帽子は、基本的に室内での着用はNGとなります。 たとえ、友人である新郎新婦が「帽子をかぶってきてもいいよ」と言ったとしても、周囲の人からはマナーのない人だと受け取られてしまうことも。 基本的には帽子を被っていったとしても、荷物を預けるクロークがあった場合は、一緒に預かってもらうのがマナーです。 二次会は「平服でお越しください」と書かれていることも多く、カジュアルな席だから帽子もいいのでは?と思われるかもしれません。 ですが、平服とはあくまで「略した礼服(略礼服)」を指します。 あくまで「かしこまったタキシードや、イブニングドレスである必要はありません」というお知らせなのです。 となると、カジュアルでいいということにはなりません。
最近人気の小さめ帽子もNG
女子心をそそられる、最近人気の小さめの帽子はどうでしょうか。 小さなチュールが付いていたり、愛らしいデザインのものが多くありますよね。 「このくらいなら大丈夫かな?」「パーティくらいしか、着けるチャンスもないし」と思うかもしれません。 ですが結婚式二次会の主役は、新郎新婦です。 その二人よりも目立つ可能性がある装いは、避けるようにしましょう。
病気などでどうしても被りたい時は
病気など、どうしようもない理由で帽子を被りたい場合もあるでしょう。 そんな時は、新郎新婦にはあらかじめ事情を説明しておきます。 他のメンバーがもし帽子のことに触れてきたら、事情を説明するか、笑って濁すか、とにかくその場を盛り下げない対応ができるかどうか、よく考えてみましょう。 不安がある時は、新郎新婦に事情を説明して、二次会参加を見合わせるのもひとつの方法です。 「帽子をかぶりたい」と考えるような人は、お洒落にこだわりのある方が多いかもしれません。 でも、新郎新婦が主役である二次会では、主張し過ぎないお洒落を心がけるのがマナーです。