結婚式の二次会で定番のキャンドルサービス。しかし、新郎新婦やゲストにとって特別な思い出作りがしたいなら、キャンドルサービス以外の演出もおすすめです。
ここでは、フォトラウンドやバルーンスパーク、ケーキデコレーションなど、参加型の楽しい演出アイディア満載で紹介します！ ゲストを飽きさせず、新郎新婦ともっと交流できる工夫がいっぱいですよ。
キャンドルサービスの代わりを探す前に！キャンドルサービスって何？
キャンドルサービスは、結婚式の披露宴や二次会の定番演出のひとつ。新郎新婦が一緒に大きなキャンドルを手に持ち、ゲストのテーブルに用意された個別の小さなキャンドルに火を灯してきます。
キャンドルに点火して感謝の気持ちを伝えるもので、キャンドルを使ったロマンチックな雰囲気も人気の理由といえるでしょう。
キラキラと美しい光景は、参加者たちに感動を与えますし、新郎新婦やゲストにとって特別な思い出となるはずです。
キャンドルサービスの代わりにほかの演出をするメリット
結婚式二次会の定番演出であるキャンドルサービス。それに代わる演出を取り入れることには、どのようなメリットがあるのでしょうか？
ゲストを飽きさせない
キャンドルサービスは人気があり、楽しみにしているゲストも多い演出ですが、定番のため新鮮な感じはあまりしないかもしれません。
また、ゲストはすべてのテーブルのキャンドルに火が灯るまで待っているので、参加者の多い二次会になると、ゲストが待つ時間が長くなり、飽きさせてしまう可能性があります。
そこで、新たな演出を取り入れれば、ゲストを飽きさせることなく楽しませることができます。特別な演出がある二次会は、新郎新婦とゲストにとって特別な思い出になるはずです。
新郎新婦も談笑できる
キャンドルサービスは、新郎新婦がひとつの大きなキャンドルを持って、各テーブルを回ります。そのため、新郎新婦がゲストと話せるのはごく短い時間です。
キャンドルサービスの代わりに、他の演出を取り入れることで、新郎新婦がゲストと談笑できる演出にすることも可能です。そのため、ゲストとのコミュニケーションを重視する方にとって特におすすめです。
結婚式は新郎新婦のためのものでもありますが、ゲストにも楽しんでほしいという思いがあるはず。新郎新婦も談笑できる演出を取り入れることで、より心地よい雰囲気を作り出すことができるでしょう。
結婚式二次会でできるキャンドルサービスの代わりのアイディア
ここでは、結婚式二次会のキャンドルサービスに代わる演出を紹介します。ステキな思い出がつくれるアイデアがたくさんなので、ぜひ参考にしてくださいね。
①【フォトラウンド】ゲストテーブルを回って記念撮影
フォトラウンドとは、カメラを持ってテーブルを回り、写真撮影する演出です。結婚式二次会で、ゲストが新郎新婦と写真を撮りたいと思っても、なかなかタイミングが見つからないことが多いものです。
でも、フォトラウンドを行えば、新郎新婦と談笑しながら、写真撮影が楽しめます。デジタルカメラで撮影した写真はその場でプリントできるので、ゲストが帰るときに渡すこともできるでしょう。新郎新婦やゲストにとって、ステキな思い出となるはずです。
②【ビールサーブ】お酒を飲んでゲストとの会話が弾む！
ビールサーブとは、新郎新婦のどちらかが生ビールのサーバーを背負い、各テーブルのゲストにビールを注いで回る演出のこと。フランクな場である二次会だからこそできる演出です。
ゲスト一人ひとりと直接話す機会が持てるので、新郎新婦にとっても楽しみが増えます。なお、お酒が飲めないゲストへは、新婦がソフトドリンクを持ち歩き、手渡しをするとよいですよ。
③【バルーンスパーク】巨大な風船から飛び出す小さな風船に子どもも大喜び！
バルーンスパークは、小さな風船がたくさん入った大きな風船を使った演出。新郎新婦がゲストの前で大きな風船を割ると、小さな風船が勢いよく飛び出します。
中の見える風船を使うことが多いですが、中が見えない風船を使うとサプライズの演出にもなります。とても華やかで、ケーキ入刀にも似ているので、ウェディングケーキの代わりに風船を使う新郎新婦もいますよ。
風船が飛んでいく様子や、風船を追いかけるゲストの様子はシャッターチャンスとなります。ゲストのいろいろな表情を写真に残せる意味でも、おすすめの演出です。
④【フラワーサーブ】みんなでおそろいの花を持って記念撮影
フラワーサーブは、その名前のとおり「お花を配る」人気の演出。新郎新婦がゲストのテーブルを回って、お花をプレゼントします。感謝の気持ちを一人ひとりに伝えながらお花を渡せるのも人気の理由です。
フラワーサーブを行うのは、一般的にお色直しのすぐ後。新婦がゲストに配る花をバスケットなどに入れて入場するので、とても華やかな演出になりますよ。
⑤【ケーキデコレーション】ゲストがデコレーションしたケーキをみんなで味わう
ケーキデコレーションは、ゲスト参加型の演出。フルーツなどがのっていない、シンプルなウェディングケーキを用意して、そこにフルーツやチョコペンなどを使ってデコレーションをしていきます。
ゲストの順番に前に出てきてもらって、みんなで飾り付けていくので、新郎新婦とゲスト両方の思い出に残る演出になるでしょう。みんなでワイワイ楽しみましょう。
⑥【鏡開き】二次会のお色直しを和装にするならこれ！
日本酒の入った大きな酒樽のフタを、木槌（きづち）で叩いて開く「鏡開き（かがみびらき）」。二次会で和装をする予定なら、ぴったりの演出です。
鏡開きには「鏡を開いて運を開く」という意味があり、縁起のよい演出なので、結婚式二次会にもぴったり。他の演出だと少し恥ずかしく感じる新郎新婦でも、取り入れやすい演出ですよ。
⑦【花束作り】ゲストと作った花束は式後もステキな思い出に
花束作りは、新郎新婦が各テーブルを回りながら、ゲストから一輪ずつお花を受け取って、花束を作っていく演出です。
一人ひとりと言葉を交わしながら、きれいな花束を作れる注目の演出になっています。ゲスト全員から、お花とお祝いの気持ちを集めて作る花束は、最高の思い出になることでしょう。
⑧【ギフトラウンド】二次会終了後に渡すプチギフトを演出の中でプレゼント
プチギフトを用意し、新郎新婦が各テーブルを回りながら、ゲスト一人ひとりに配っていく「ギフトラウンド」も思い出に残る演出のひとつです。
スイーツや雑貨、小さなブーケなど、結婚式らしいギフトでゲストをおもてなししましょう。新郎新婦から直接手渡してもらったギフトは、ゲストにとってもステキな思い出になることでしょう。
⑨【シャンパンタワー】ゲストの目を惹く華やかな演出で盛り上がろう
シャンパングラスをピラミッドのように高く重ねて、いちばん上からシャンパンを注ぐシャンパンタワー。結婚式2次会で人気の演出のひとつです。
シャンパンタワーには、「幸せが満ち溢れる」といった意味あいもあるとされ、新郎新婦が新たな生活をスタートさせるタイミングにぴったりの演出でもあります。
シャンパンを注ぐタイミングは、ゲストにとってのシャッターチャンス！ みんなで盛り上がって、たくさん思い出を残しましょう。
キャンドルサービスの代わりに関するよくある質問
ここでは、結婚式二次会のキャンドルサービスや、その代わりの演出に関するよくある質問を紹介します。
Q1. キャンドルサービスにはどんな意義があるのですか？
キャンドルの灯りは、幸せを運ぶといわれています。新郎新婦が各テーブルを回りながら、各テーブルのキャンドルに一つひとつ火を灯していくことは、ゲストに感謝の気持ちを示すとともに、幸せを祈る意味があるのです。
そして、メインキャンドルへの点火は、新しい家庭の誕生を意味するとされています。2人の新たな人生のスタートにふさわしい演出といえるでしょう。
Q2. 二次会のキャンドルサービスをするタイミングは？
披露宴の場合、お色直しの後の再入場でキャンドルサービスが行われるケースが多くなっていますが、二次会では、新郎新婦の入場のタイミングで行ってもよいでしょう。
そうすることで、ゲスト一人ひとりと言葉を交わしながら、ありがとうの気持ちを新郎新婦から伝えられます。また、火を使うため、新郎新婦もゲストもお酒に酔っていないタイミングの方が安全という面もあります。
ちなみに、キャンドルサービス以外の演出を行うタイミングは自由です。とはいえ、お色直しのタイミングか、入場のタイミングで行われることが多くなっています。
Q3. キャンドルサービスにかかる費用は？
キャンドルサービスに使うキャンドルは、ゲストテーブルに置かれているものが2,000円～4,000円程度で、ゲストテーブルの数だけ必要になります。
大きなメインキャンドルを設置する場合、その大きさによって費用は変わりますが、ゲストテーブル10卓とメインキャンドルで、10万円程度になることが多いようです。
キャンドルサービス以外の演出を考えるおもしろさも！ゲストに楽しんでもらえる二次会にしよう
結婚式二次会は新郎新婦にとっても、ゲストにとっても特別な1日。定番のキャンドルサービスに代わる演出を取り入れることで、よりユニークで楽しい思い出が残せます。
フォトラウンドやビールサーブ、バルーンスパークなど、ゲストが参加できる演出なら盛り上がること間違いなし。さらに果実酒ラウンドやケーキデコレーションなど、ゲストの創造性を引き出す演出も魅力的です。新郎新婦も心からゲストと交流できる、そんな二次会を作り上げましょう。
