女の子の憧れ「ウエディングベール」。 でも、ウエディングベールにはただ美しさを演出するだけでなく、由来があるのをご存知ですか? 今回は、ウエディングベールについて、そして二次会でのウエディングベール着用について、まとめてみます。
もともとは「魔除け」を目的としたアイテム
もともとは、古代ギリシャ・ローマ時代から伝わるもので、魔物から花嫁を守る「魔除け」アイテムだったと言われています。
ベールダウンの儀式で家族との絆を深める
最近の結婚式では、バージンロードを新婦父と歩く前に、新婦母がこれから嫁ぐ娘へ最後のお仕度として、花嫁のベールを下げるという演出が人気となっています。 新婦母にベールを下ろしてもらい、新婦父とバージンロードを歩き、辿りついた先には新郎がいる―― とても素敵な演出になります。 花嫁と両親との絆を再確認させるこの儀式は、見ているゲストの心にも残る、人気の演出となっています。
ウエディングベールは花嫁しかつけられない「特別」なもの
ウエディングベールは、花嫁しか身につけることのできないアイテム。 そんなアイテムだからこそ、結婚式だけでなく披露宴や二次会でもつけたいと考える新婦も多く、最近ではアレンジをしたベールを引き続き着用するパターンも人気となっています。 「ショートベール」は、言葉の通り短いベールなので二次会でも邪魔になりません。 「リボンベール」は、ベールの一部で作るヘッドドレスとして人気となっています。 ロングベールを二次会にも、となると現実的に少し厳しいかもしれませんが、アレンジをして上手に身につけられると、ゲストにとっても印象深い二次会となるでしょう。 結婚式、披露宴、そして二次会。この間だけが「花嫁」でいられる瞬間となります。 せっかくベールを着用するなら、長く身につけていたいもの。 結婚式において白のヘッドドレスが唯一許される花嫁という立場を存分に活かして、工夫をしながら上手に楽しんでくださいね。