遠方からわざわざ来てくれるゲストを、二次会だけに招待するのは失礼にあたるのでしょうか。 本当は披露宴から招待したくても、さまざまな事情で二次会のみのお誘いになることもあると思います。 「せっかく遠くから来たのに」とゲストに思われないためにも、必要な心遣いについて考えてみましょう。
招待する前に直接連絡を
遠方からわざわざ二次会だけのために出かけるのは、正直大変なもの。 挙式披露宴からだったら考えるけれど、というゲストもいらっしゃると思います。 遠方に住む友人に二次会だけ来ていただく場合は、新郎新婦が「ぜひ来ていただきたいのだけれど」と事前に直接連絡を取り、相談するのがマナーでしょう。 披露宴から招待したいけれど、どうしても呼ぶことが出来ないことを伝え、その上で二次会だけでも出席して欲しいと、お声がけします。
お車代や宿泊の手配の有無をはっきり伝える
二次会のみの招待でも、宿泊費やお車代を負担するつもりの場合は、打診の段階でその旨を伝えましょう。 正直なところ、どれだけ仲の良い友人でもお車代や宿泊費もなく、遠方での二次会のみの招待となると、迷われるゲストも多いもの。 宿泊費やお車代のことがはっきりしていれば、ゲストの考え方にも変化が出てくることが予想されます。 全額負担することが出来ない場合は 「交通費の一部はこちらから出させていただきます」 「宿泊はこちらで手配しますので、費用のことは心配なさらないでください」 など、分かりやすく説明しておくといいでしょう。
ゲストに対する感謝の気持ちを忘れずに
二次会のためだけに遠路はるばる来てくれたゲストに対する心遣いは、きちんとしたいもの。 挙式披露宴に遠方から来ていただくゲスト同様にするのは難しくても、できるだけゲストの負担が少なくて済むように、よく検討しましょう。 遠方に住む友人を、二次会だけお誘いするのは非常識ではありません。 でも、遠方から時間もお金も費やして、わざわざ駆けつけてくれる友人には、きちんと感謝を伝えるようにしましょう。