幹事必読!結婚式二次会の受付パーフェクトマニュアル【プロが実践するコツ】  

幹事必読!結婚式二次会の受付パーフェクトマニュアル【プロが実践するコツ】   

 結婚式二次会の幹事の業務でトラブルが起こりやすい【受付業務】!

前回の【パーフェクトマニュアル(準備編)】に引き続き、今回は【プロが実践するコツ】を皆さんにお教えします!簡単ですぐに実践できるものばかり!それでいて効果てきめんです!幹事さん必読です!!

 二次会のプロが実践しているコツ一覧

 コツ① 幹事は2人以上で行う

コツ② 会費はジャスト!お釣り無しで払ってもらう!

コツ③ 店長に途中参加のゲスト分の料金を確認しておく!

コツ④ 人数追加は即店長へ報告!

コツ⑤ 歓談中に会費未払いゲストをパトロール

コツ⑥ 余計な物は預からない!

コツ⑦ お金は肌身離さず持ち歩く!

コツ① 幹事は2人以上で行う

受付時間を30分設けていても、実際にゲストが来場するのは直前の10分くらいの間です。その短時間に沢山のゲストとお金のやり取りをしなければなりません。会費設定が500円単位であったり、男女で会費設定が異なる場合などは、受付担当者は正直パニックに陥ります。

 受付は二人以上で担当するようにして

A:お名前チェック担当  B:会費・お釣りの受け渡し担当

A:男性ゲスト担当    B:女性ゲスト担当

 のように業務を分け合って効率よく確実に対応すると良いでしょう。

コツ② 会費はジャスト!お釣り無しで払ってもらう!

受付担当者には【アナウンス力】が必要です。しっかり声を出して、来場したゲストにお願い事項を伝えられれば、受付はスムーズにいきます。伝える内容は以下の2つです。

『本日の会費、男性8,500円 女性8,000円となっております。お並びの方は事前に準備をお願いします。』

 『お手数ですが、支払いの際は極力お釣りが必要ないようにご協力よろしくお願いします。』

 このセリフを常にアナウンスしながら受付を進めていけば、お釣りが不足する事もなく、受付時間の短縮にもなります。是非実践して下さい!

コツ③ 店長に途中参加のゲスト分の料金を確認しておく!

会の途中に参加者が増えた場合に気をつけないといけないことは

【お店から途中参加者分の飲食代金をいくら請求されるのか?】

という事です。少し複雑なのですが、以下の可能性が考えられます。

①料理代金+飲み放題代金の両方を請求される

②飲み放題代金のみ請求される(※会の終盤で料理追加対応をしない場合など)

③料理追加もなく、飲み放題の提供時間を過ぎたので飲食代金は発生しない

 ですので状況に応じて、幹事は対応を検討する必要があります。

A お店の金額にあわせて会費を調整してゲストに請求する

B 会費は【お祝い金】であると考え全員一律で会費満額を請求する

 Bを選択した場合は、新郎新婦に事情を説明して浮いた分の会費は新郎新婦にお渡しするのが良いでしょう。

コツ④ 人数追加は即店長へ報告!

コツ③でも説明したとおり、途中参加のゲストがいる場合は、幹事側の計算とお店側の計算に差異が生じる事がよく起こります。その原因は

【予約人数を超えた分の料理追加】

【予約人数を超えた状態で途中参加者が発生した場合に料理追加を対応したかどうか】

です。常に最新の参加人数を店長に共有しておくことで、お会計時のトラブル防止になります。

ちなみに、予約人数を下回っている場合でも、用意されている料理は予約人数分ですのでその分の請求はされますが、不足人数分のドリンク代(来なかった人が飲むことのなかったドリンク代)を請求されるかどうかが問題になります。そのあたりの計算方法をしっかりと店長に事前確認しておきましょう。

コツ⑤ 歓談中に会費未払いゲストをパトロール

受付に人が常駐していない場合ですと、途中参加者が会費を支払えずに、未払いのまま参加している場合があります。しかし、会場内で誰が途中参加で会費未払いなのかを、見た目で判断する事は至難の技です。そこで、準備編でもご紹介したように、ネームプレートを活用して【会費を支払った証】を作っておくことで、会費請求漏れを防ぐことができます。

 

コツ⑥ 余計な物は預からない!

二次会の受付をしているとゲストから以下のような依頼をされることがあります

『これー新婦の〇〇ちゃんにプレゼントなので、渡しておいてもらえますか?』

➜ これらは絶対に預からないで下さい。新婦も直接お友達からプレゼントされた方が嬉しいに決まっています。その際は『ぜひ、歓談のお時間に直接(新婦)さんへ渡してあげて下さい。きっと凄く喜ぶと思いますよ!』とスマートにお断りして下さい。ご祝儀なども同様に直接渡して頂きましょう。

◆『上着と貴重品を預かっておいてもらえますか?』

➜これも絶対に預からないで下さい。お店にクロークがある場合はお店の人に対応して頂く事!クロークがない場合は荷物が置けるスペースをお店の人に相談して確保してもらいましょう。ただし、そのスペースを利用する場合はゲストの自己責任でお願いしましょう。

『一応こちらのスペースは自由にお荷物が置けるスペースとなっていますが、あくまでもお荷物の管理は自己責任でお願いします!』

 コツ⑦ お金は肌身離さず持ち歩く!

【ご祝儀泥棒】という言葉があるくらい、結婚式の日には大きなお金が動くので悪い事を企む人にとっては狙い目の日です。しかも、新郎新婦やその周りの人達みんながバタバタしていて注意が散漫な状態です。幹事さんも同様です。受付が終われば、プログラムの進行やイレギュラーの対応など、とにかくバタバタです。そんな時でも必ず【お金】は肌身離さずに持ち歩きましょう。絶対にカバンにしまったり、ましてや受付付近に置いておくなど絶対にしてはいけません。

会費8,000円で50人集まれば40万円です!!

もし、盗まれたら、、、、誰が責任をとりますか???

まとめ

以上が受付業務でプロが実践しているコツです。受付業務だけでもこれだけのコツや注意点があることに驚いた方もいるのではないでしょうか?この他にも準備・司会・ゲーム・音響操作・カメラ・ビデオ・お見送り・サプライズ・・・・などなど沢山の項目があり、それぞれにコツや注意点があります。

幹事はとても責任が重く大変な役割です。しかし、その分結婚式二次会が無事に成功した時の感動もとても大きいです。是非素敵な二次会にしてくださいね!

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