簡単面白い「適当ビンゴ」!司会の進め方・台本を紹介~結婚式二次会ゲーム~

簡単面白い「適当ビンゴ」!司会の進め方・台本を紹介~結婚式二次会ゲーム~

適当ビンゴとは、通常のカードを使うものの、マシーンなどの道具を必要としないビンゴです。マスを開けるための数字の決め方は新郎新婦の答えにより、新郎新婦のことをより深く知ることができるのが特徴です。

ほかにも、さまざまなやり方で当選数字を決めることができるため、会場も盛り上がります。アレンジビンゴの方法も多様にありますが、適当ビンゴが最もアレンジの幅が広いのではないでしょうか。

ここでは、適当ビンゴの内容や進め方について詳しく紹介していきます。

「適当ビンゴ」ってどんなゲーム?

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適当ビンゴでは、新郎新婦への質問の答えがビンゴの当選番号となります。
ビンゴカードは、あらかじめ数字が書かれている通常のカードを使うことができ、ランダムに数字を読み上げる必要がないため、マシーンも必要ありません。

ゲスト全員にカードが行き渡ったら、事前に用意しておいた質問を新郎新婦に投げかけていきます。

たとえば、「新婦の身長は何センチ?」という質問が出て、その答えが「160センチ」だったとします。この場合、当選数字を1と6にしてもよいですし、16と60にするというやり方もあります。
当選数字については司会や新郎新婦の判断で決め、ルールも細かく決めずに適当で構いません。

しかし、新郎新婦に関連する数字だけでは質問に行き詰まってしまうことがあるでしょう。
そんなときは、司会者が自分の好きな数字を適当に言ってみたり、会場にいるゲストを指名して好きな数字を言ってもらったりして、当選番号を決めることもできます。

さらには、ピンク色のハンカチを持っている人や借りてきた人が当選数字を決めることができるなど、借り物競走の要素を取り入れるのもおもしろいでしょう。

適当ビンゴのメリットは会場を盛り上げられることや、いろいろなアレンジができることです。やり方次第で、オリジナリティを強く出すこともできるでしょう。

結婚式二次会で使える、適当ビンゴのクイズ例

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適当ビンゴは新郎新婦に関連するクイズから出題されることが多いです。
よくあるクイズ事例を紹介していきますので、参考にしてみましょう。

オーソドックスなクイズ例

最もオーソドックスなのが以下のような質問です。
 ・新郎or新婦の誕生日はいつ?
 ・初デートはいつ?
 ・付き合ったのは何回目のデート?
 ・はじめてキスをしたのは何回目のデート?
 ・新郎or新婦が好きな数は?
 ・新郎or新婦がお互いに直してほしいところはいくつある?
 ・入籍日はいつ?
 ・子どもは何人欲しい?

ゲストも巻き込むクイズ例

 ・ゲストを指名して「○○さんは何番がいいですか?」
 ・ゲストを指名して「○○さんから見て、新郎の良いところは何個ありますか?」

そのほか

 ・新郎新婦を題材にした算数の問題を出す
 ・今、何問目でしょうか?
 ・司会である私の好きな番号は何番でしょうか?
 ・新郎が新婦をお姫様抱っこしながら何回スクワットできるでしょうか?
 ・新婦or新郎は1分間にお互いの好きなところを何個言えるでしょうか?

やり方次第で、数字が絡む問題は多様に作ることができますし、ゲストにも積極的に参加してもらうようにすることで、会場の盛り上がり方も大きく変わります。

幹事や新郎新婦で知恵を出し合って、さまざまな問題を考えてみましょう。

適当ビンゴの進め方、台本

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適当ビンゴを進めるときには、台本を作っておくと当日の進行がスムーズになります。

1.受付でビンゴカードを配布

受付でビンゴカードを、ゲスト全員に配っておきます。

2.適当ビンゴのルール説明

ゲストはビンゴカードが配られた時点で、よくある通常のビンゴだと思うはずです。
ビンゴを開始する前に、ゲストにルールを説明していきましょう。

「皆さん、受付にてビンゴカードが配られたかと思いますが、普通のビンゴを始めるのではありません。
これから適当ビンゴを始めます。今から新郎新婦にまつわるクイズなどを出しますので、その答えの数字が当選番号になるというルールです。」
このように、適当ビンゴのポイントをわかりやすく伝えられるといいでしょう。

「当選番号については新郎新婦の答えによって、多様な受け止め方ができます。
そこで、混乱を避けるために司会が当選番号を決定させていただきます。」
と、ゲストに伝えておきます。

たとえば、新郎or新婦の誕生日を当選番号にする場合、その答えが「3月14日」だったとしましょう。この場合、「3と14」や「3と1と4」といったように、当選番号が幾通りも考えられるため、ゲストは何が当選番号なのか混乱してしまい、ゲームの進行にも影響が出てきてしまいます。

そこで、当選番号となる数字が出たときは、司会者が当選数字を決めるようにしましょう。
適当ビンゴでは、当選番号の決め方も特に明確な決まりがありませんので、場合によってはゲストを混乱させてしまうことがあります。
必ず司会者が当選番号を決めるというルールを、ゲストに周知することが大切です。

当選番号が決まったら、その数字をホワイトボードに記入するか、大きな紙に書いていきましょう。このように当選数字を書き留めておくことで、ゲストの聞き忘れや漏れを防ぐことができます。
そのほかのルールは通常のビンゴと同じです。

3.適当ビンゴスタート!

ルールの説明が終了したら、適当ビンゴをスタートさせます。
事前に考えておいた新郎新婦への質問を投げかけていき、出てきた数字を司会が読み上げていきます。
質問をテンポよく進めていき、どんどん数字を出していきましょう。

そして、新郎新婦の質問だけでなくゲストに質問を投げかけたり、ゲストに好きな数字を選んでもらったりして、ゲストからも当選数字を出してもらうようにします。

「突然ですが、私の好きな数字は何でしょう?」
「(ゲストを指名して)好きな数字を教えてください!」
といったように、当選数字を出してもらうのです。

適当ビンゴはルールを自由に決められるので、リーチのときに「リーチ!」ではなく違う言葉を言うように決めておけば、また通常のビンゴとは違った盛り上がりになるでしょう。

4.一人目のビンゴが出てから、景品の渡し方まで

ビンゴが出たら、景品を渡しますが、渡し方も工夫してみましょう。
ビンゴが出た人に順番にクジを引いてもらって、クジに書かれてある商品を渡すようにします。

ゲストの盛り上がりをキープするために、目玉商品の当選は終盤に持ってくるとよいかもしれませんね。
 

5.ビンゴ終了の挨拶

「皆さん、これで適当ビンゴを終了させていただきます。ご協力、ありがとうございました。」
景品がなくなったら、司会の挨拶で適当ビンゴを終わります。



適当ビンゴは、新郎新婦クイズや借り物競走など、ほかのゲームの要素を取り入れられるのが魅力です。しかも、ゲスト全員で参加できるので盛り上がること間違いありません。

ルールも適当だからこそ、司会が事前説明をしっかりとしておくこと、テンポよく進めていくことが大切になります。

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