結婚式二次会のみに招待するのはアリ？ナシ？
一昔前の結婚式では、盛大に行う風習があり、親族や友人、会社の人など大勢のゲストを呼んで披露宴を行うことがありました。
ですが、最近では親族や本当に親しい人だけを招待して小さな結婚式を行う人も増えてきています。
とは言え、いろんな人に「結婚式呼んでね」とか「楽しみにしてるから」などと声をかけてもらえると、できるだけ多くの人を呼びたいと考える人もいるでしょう。
ですが、せっかくだからといって呼びたい人を増やし、結婚式自体の規模を大きくしても呼びたい人を全て招待できるわけではありません。
ゲストが多くなってしまい、どうしても招待できない人が出てくるのは当然のことです。
ならば結婚式二次会だけでも…と考える人もいるようですが、この考えについて賛否両論あるようです。
結婚式に呼ぶことができない友人や上司などを結婚式二次会にのみ招待することはアリでしょうか？それともナシでしょうか？
結婚式二次会にのみ招待するのはアリ
一般的に結婚式二次会とは、結婚式に招待しきれなかった人を招待するために開く意味合いが強いものです。
そのため、結婚式二次会にのみ招待するというのは何も問題はありません。
結婚式二次会のほうが、服装はラフでいいし、ご祝儀を包まなくていいから気楽に参加できるという声や、朝早くから美容院に行ってヘアセットしなくても良いから楽など、肯定的な意見は多いようです。
結婚式に招待されれば、その人はご祝儀や服装、髪型など、結婚式に合わせた準備が必要になり、負担をかけることになります。
また、 あまり親しくない友人や同僚の結婚式の場合、呼ばれても困ってしまうことも… なんて話もよくあります。
なので、結婚式と結婚式二次会の両方に参加してもらうか、結婚式二次会にのみ参加してもらうのかは、相手との関係や付き合いの長さなどで考えると良いでしょう。
結婚式二次会にのみ招待はナシと考える人は？
一般的に考えると、結婚式二次会にのみ招待するのはありですが、中には否定的な考えの人ももちろんいます。
「その程度の関係と思われてると考えてしまう」とか「結婚式から呼ばれた人との差が気になってもやもやする」など、多くの人は新郎新婦と自分との関係を「結婚式に呼んでもらえない」ことでマイナスに考えてしまうようですね。
それが、仲の良い相手であれば尚更マイナスに考えてしまうのも無理ありません。
また、「会社の人だからしぶしぶ行く」というように、会社関係だと断りづらいため、行くけどいっそのことないほうがいいと考える人もいます。
他には、「結婚式二次会の2~3時間のために新幹線で行くのは辛い」と、遠方に住んでいる人は結婚式二次会のためだけに、長時間かけて移動することを気にする人も多いようです。
確かに結婚式ならば、遠方に住んでいても行くのは苦ではないですが、結婚式二次会のみと考えると億劫になる気持ちもわかりますよね。
結婚式二次会にのみ招待するゲストには、このように相手の考えや都合もあるため「絶対来て」と強制せずに、「来てくれたらいいな」くらいの気持ちで声をかけましょう。
「これはない！」と思われてしまうケース
結婚式二次会にのみ参加はありと考える人でも、時には「これはない！」と思われてしまうこともあるようです。
例えば、ずっと仲良くしてきたグループの中4人中で1人だけ結婚式には招待せず結婚式二次会から招待するとします。
そうするとその1人は「なんで私だけ結婚式二次会から？」と思わせてしまいます。
あなただって同じ立場になったらそう思ってしまいますよね。いくら人数に限りがあったとしても、これは招待されたほうも嫌な気分になってしまいます。
本当にどうしようもないなら、いっそのことみんな呼ばないか、グループの中で代表を2人ほど決めてもらって、その2人は代表として結婚式に参加してもらい、残りの2人は結婚式二次会にのみ参加してもらうなど、お互い納得できる方法で招待するようにしましょう。
また、結婚式二次会の日程が迫ってから慌てて招待するのも考えものです。 招待されたのが結婚式二次会の1週間前だった、という体験談もありました。
結婚式はもちろん、結婚式二次会の日程もある程度余裕を持って決めているはずです。
なのに、そんな1週間前に声をかけられれば「誰かが急に来られなくなったから数合わせのために呼ばれたのでは」と考えてもおかしくはありません。
そうなると、呼ばれたほうもいい気がしませんよね。
せっかく結婚式二次会に参加してもらえるのですから、相手が嫌な気持ちにならないようにしたいところです。
大切なゲストとして招待しよう
結婚式二次会だけの招待であっても、大切なゲストに変わりはありません。
結婚式のゲストを招待するときとと同じような段取りを取ることをおすすめします。
例えば、結婚の報告や結婚式二次会の招待はできるだけ早く連絡しておくと、相手も都合を合わせやすいでしょう。
もしも人数の関係でどうしても結婚式に呼べない場合になったら、相手に不快感を与えることのないように、誠意を持ってしっかり説明してあげるといいですよ。
そうすることで、当日はお互い気持ちよく楽しい時間を過ごせることでしょう。
結婚式二次会だけ招待することはよくあることで何も問題ではありません。 しかし、招待の仕方によっては相手に不快感を与えてしまうこともあるようです。
結婚式二次会にのみ招待する時には、結婚式のゲストと同じように、相手を大切なゲストと考えることで、お互いが楽しい時間を過ごせる成功の鍵となるでしょう。
