結婚式二次会の幹事を親友のあの人に頼もう!きっと頑張って素敵な二次会を企画してくれるはず!!
このように信頼できる友人がいることは本当に素晴らしいことです!
が!
ちょっと待ってください!
友人に幹事を依頼する際には新郎新婦が知っておくべき大切なポイントがあります。これを知らないと最悪の場合【友人関係が壊れてしまう!】なんて事にもなりかねません。私は実際にそんな悲しい経験がある方々と沢山会ってきました。。
そんな悲劇が起こらないように、新郎新婦のお二人には是非ポイントを確認しておいて頂きたいと思います。
結婚式二次会の幹事を友人に依頼する前に知っておくべき事!
その① 頼まれたら断りにくい
結婚式二次会も新郎新婦にとっては一生に一度のイベントです。そんな一生に一度のお願いをされたら、友人は断りにくいものです。ましてや暗黙の了解で地元の仲間同士が互いに幹事をやり合うようなルールになってる場合は、なおさら断れないものです。
その② それぞれの人に事情がある
大抵の場合、結婚式二次会の幹事を依頼された方は、仲の良い友人からの依頼ですし、しかもお祝い事、幹事を引き受けて喜ばせてあげたいと思ってくれていることでしょう。しかし、大切な友人の依頼だからこそ、責任を持ってしっかりとやってあげたいと考えるもの。そうすると、準備に時間が必要になります。しかし、友人にも仕事や家庭での立場や事情がそれぞれにあります。
(20代前半の頃なら時間に余裕があったけど、今は部下もできたし、プロジェクト責任者だから、プライベートな時間がなかなか作れないな、、、)
(結婚して子供もまだ小さいから、昔みたいに自由に集まりに参加できないな、、、)
と年齢や立場が変われば、友人の状況も知らないうちに変わっています。是非、その辺を理解しておくことが新郎新婦には必要です。
その③【お金の相談はしにくいもの】
幹事さんの悩みで一番重たいのは【お金】の問題です。準備段階から当日まで、お金の問題は尽きないものです。そんな悩みがあっても友人は新郎新婦には相談できません。お祝いの場で新郎新婦にお金の話ってしにくいですよね。でも、幹事をやってくれた友人が自分の二次会が原因で
お金のトラブルで幹事同士がケンカ!
お店とトラブル!
赤字で自腹を切った!
なんて事態が起こるのはイヤですよね。準備段階からパーティー終了後まで新郎新婦にも友人幹事への気配りが必要になります。
その④ 幹事と新郎新婦と考えにはギャップがある
■新郎新婦が結婚式二次会に求めるもの!
・新郎側のゲストももちろん、新婦側のゲストにも楽しんでもらいたい!
・地元の悪ノリで下品な下ネタなどで一部のゲストだけが盛り上がるのはイヤ!
・景品がしょぼくて恥をかくのはイヤ!
・笑いと感動があるメリハリのあるパーティーが良い!
こんな意見が一般的に多いです。
■一方友人の幹事さんが企画ミーティングをやると・・・・
・新郎新婦に無茶ブリをしたり、イジリまくって盛り上がろう
(お笑い番組のように盛り上がる事をイメージしているが、プロの芸人さんレベルのスキルを持っていないととんでもない事故が多発する。。。)
・事前に面白い映像を準備して新郎新婦にサプライズをしよう
(これはとても嬉しいのですが、映像を作る人が映像にこだわり過ぎて上映時間が長くなり、パーティーの歓談時間がほぼゼロに、、、久々の友人とお喋りも写真撮影もほとんでお出来なかった、、なんてことにも、、、)
・ゲームの景品は意外なモノを用意して盛り上げよう!
(ピンク系のグッズなどで女性ゲストがドン引き、、、)
・地元の仲間の凄いところを皆に見せつけてやろう!
(ハイテンションの余興やミュージシャン志望の友人のオリジナルソング、流行りのお笑いのパクリ芸・・・悪くはないのです!悪くはないのですが、どうしても一部のみゲストのみが楽しめる、言い換えると大半が楽しんでいないイベントになってしまいます。楽しんでいないゲストの顔をみる事ほど新郎新婦にとって辛い事はありません。)
まとめ
友人に幹事を依頼することを否定するものでは決してありません。大切なことは結婚式二次会が新郎新婦が求める最高のパーティーとなり、一生の良い思い出となる事です。自分たちがどのような結婚式の二次会を望んでいるかをしっかりと明確にして、友人の状況などにも気を配りながら準備を進めてみてはいかがでしょうか。