前回お伝えした、結婚式二次会でカメラマンを担当する際の心得はしっかりと理解した上でパーティーに臨みましょう。
そして今回は具体的な写真撮影のコツを紹介していきます。これらをマスターすれば、後日、新郎新婦からメチャクチャ喜ばれること請け合いです♪
プロが実践している結婚式二次会のカメラ撮影テクニック
その① プログラムを把握して先回りでポジション取りをする
良い写真が撮れるかどうかは、カメラマンの撮影する場所がポイントとなります。
- 被写体の顔が撮れない。。。
- 逆光になってしまった。。。
- ゲストの頭が写り込んでしまう
これらはポジション取りが悪いのです。
ですので、まずはパーティーのプログラムをしっかり把握しておき、次のイベントを撮影する為の【ベストポジション】を確保する事が大切です。
例えば
◆新郎新婦入場なら、扉の外で新郎新婦のツーショットを撮った後、先に中に入って、ドアオープンした瞬間!そしてゲストが歓声をあげて写真を撮っている様子を振り返って撮る!
◆ケーキ入刀であれば、沢山のゲストが集まってくる前に、ケーキ台から程よく離れたセンター付近を確保!
◆ファーストバイト(※ケーキの食べさせあい)であれば、通常はまず新郎が新婦に食べさせます。という事は新郎の背面側から新婦が(パクっと)食べる様子を撮影する。その後、新婦の背面側にすかさず移動して撮影する。
このように撮りたい写真をイメージして先回りしましょう。
その② 連写して沢山撮っておく!
昔と違って、今はデジタルカメラですからフイルムの残りを気にする必要はありませんよね。SDカードの予備はしっかりと用意しておいて、カード残量を気にせずとにかく連写しましょう。パーティー写真は後日、不要なデータは削除して整理して新郎新婦にお渡しするものと考えておきましょう。
その③ 撮ったらその場で必ず再生してチェック!
一番怖いのが、撮ったはずなのに残っていない、撮ったけどボケている、暗い、という事に後から気づく事!です。これはもう、どうしようもありません。。。
とくに大事な写真と思われるものを撮った後は、その場で【確認しまーーす】と言って必ず再生して確認しましょう。また、大事な写真は必ず【もう一枚!】と言って二枚は撮影しておきましょう。
以下のようなシーンは特にしっかり撮れていないと、、、最悪の場合、恨まれます、、、
その④ 遠慮せず撮る!自分の撮影が誰よりも優先
幹事としてカメラ撮影をするということは、新郎新婦の専属カメラマンという事になります。他のゲストが撮影するのとはワケが違います。ですので、堂々とゲストの前を遮ってでも良い写真を撮ることを優先して下さい。その必要性とトラブルにならない理由をいくつか挙げておきます。
- 友達自分のために、あなたは新郎新婦のために撮影している
- 本当にその場面の写真が欲しい場合は、友人は新郎新婦からもらうことが可能
- 専属カメラマンである事は空気で伝わるので、誰も嫌な目でみない (ただし、他のゲストの為に撮ったら動く!)
- 集合写真でゲストが持参したカメラの撮影をお願いされる事が多々あります。そこで快く撮影してあげれば信頼関係が生まれ、自分が撮影する時に今度はゲストが協力的になってくれる
(最後に!) 写真を整理して、アルバムにして新郎新婦にプレゼントする
実はこれが重要です。
まず、幹事が予算組をする際にアルバム制作費用も確保しておきましょう。最近ではインターネットで安く簡単にアルバムが作成できます。幹事一同からのプレゼントとして後日渡してあげれば、それはそれは喜ばれます。(なかなか新郎新婦自信でアルバム制作まではしないものです)
そして、写真のデータは整理してから渡してあげましょう。
- 多すぎても見るのが大変
- 失敗した写真が目立ってしまう
新郎新婦の気持ちになって、確実に不要なものだけ削除する!また、整理する前の元データは念のため半年くらいは幹事側で保管しておきましょう。
【あの人と撮影したはずなのに、写真がないーー!】と後から言われることもあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか!最近のカメラは性能が良いので、撮影自体は難しくないと思います。それよりも、心構えやリスク管理、そしてポジション取りと気配り、これらがあって良い写真が撮れて、新郎新婦の喜びに繋がるのではないでしょうか!
是非参考にして見て下さい。