前回、幹事さんの無駄な不安を解消するためにお伝えした幹事さんの失敗例1に続き、今回も具体的な失敗例から【失敗しないためのコツ】をお伝えしていこうと思います。
彼を知り己を知れば百戦殆うからず
先輩幹事の失敗例から学んでおけば、その失敗を回避することができます。
是非参考にしてみて下さい。
それでは今回の失敗例はこちらです!
失敗例【企画が全部スベった!】
なんと恐ろしいタイトルなんでしょうか、、、、企画したものが全部スベる、、、二次会の途中でマイクを捨てて司会者も逃げ出したくなるでしょう、、、
想像しただけでも鳥肌が立ちます、、、
でも、スベるにはスベる理由があるのです。それは何か?
ウケをねらうからスベる!
そもそもウケをねらうからスベるのです。ウケをねらわなければスベることはないのです。
(ん~、、、まぁ、、、そうかもしれないけど、、二次会を盛り上げるためには笑いも必要だし、、、)
と思われた方もいると思います。確かに、笑いがあると良いパーティーになることもありますが、
そもそも、ゲストは
幹事(司会者)の【お笑いショー】を観に来ているわけではありません!
まずはその勘違いを捨てないといけないのです。
幹事(司会者)は主役ではない!
幹事や司会者は主役ではありません。
学生時代に目立っていた人が幹事を頼まれやすいので、頼まれた方の中には【俺が目立って盛上げてやる】【さすが!と思わせてやる!】と意識的にも無意識的にも思ってしまう人がいます。
違うのです!
主役は【新郎新婦】であり、【ゲスト】です!
幹事や司会が目立って賞賛される二次会は【失敗】だと思って下さい!
私の経験を少しお話させて頂きますと、昔、大阪のパーティーを担当した時にそのパーティーの司会者さんがとても頑張ってくれました。
頑張ってくれたのは良いのですが、【司会者のお笑いショー】となってしまい
パーティー終了後に司会者さんが胴上げされてしまいました。
司会者さんはドヤ顔で
「今日のパーティー盛り上がりましたね~ホンマに良いパーティーでしたわ~」
と言ってきました。
そこで私は言いました。
「あのさ、あなたがゲストに囲まれて胴上げされているのを新郎新婦様はどんな気持ちで見ていたかわかる?」
その言葉でその司会者さんは気付いたようでした。
結婚披露宴や二次会で主役がお株を奪われるほど切ないことはありません。
司会者や幹事は、ゲストの注目を新郎新婦に向けなければなりません。それが役目です。
幹事・司会者に必要なのは【空気作り】
話を戻します。
司会者はウケをねらうのではなく、【楽しい、幸せな空気作り】をすれば十分です。
ゲストの皆さんは、そのような空気の中で新郎新婦の幸せな姿をみて自然に笑顔になります。
そして、司会者、幹事は徹底して新郎新婦やゲストにスポットを当てることに徹して下さい。
・新郎新婦から素敵なコメント引き出す
・新郎新婦と友人との絆が感じられるようなシーンを演出する
・ゲスト皆さんと一緒に新郎新婦をお祝いする!という協力関係を築き、全てはゲストの皆さんのおかげとする!
・新郎新婦とゲストとの人間関係があったからこそ、二次会が勝手に良いものになった!という謙虚な気持ちでいる!
まとめ
幹事や司会者にできる事は沢山あります。
しかしながら、勘違いして【やらなくていいこと】【やってはいけないこと】をやってしまうと二次会は台無しになり、幹事自身も辛い思いをします。
そもそもが新郎新婦との絆が深い友人様が集まって祝福をしてくれるのですから、
【何もしなくても、良いパーティーになる!】のです。
その前提を忘れなければ、幹事や司会者が何をすれば
【更に良いパーティーになるのか!】
【何をしたら邪魔になるのか!】
が見えてくると思います。
是非、ご自身の【お祝いしたい!】という尊いエネルギーを上手く活かして素敵なパーティーをプランニングして下さい!