結婚式二次会の幹事を引き受けるか!断るか!

結婚式二次会の幹事を引き受けるか!断るか!

結婚式二次会の幹事を頼まれた【あなた】はきっと、新郎新婦にとって【頼りになる存在】なのではないでしょうか。

そんな風に頼られることはとても素晴らしいことですよね。

そして、そんなあなたは

「せっかく頼りにしてくれているのだから、何とか期待に応えてあげたい!」と思うでしょう。

しかし、ちょっと待って下さい。

本当に幹事を引き受けて大丈夫ですか?

私は、今までに何百という結婚式二次会の相談を受けてきました。その中には

【大親友に幹事をお願いしたが、ケンカになり最後は縁を切ることになってしまった】

という話を沢山聞いてきました。

お祝い事の準備でケンカをして、大親友と縁を切ることになるなんて、、、こんな悲しいことはありません。

なぜ、そんな事になってしまうのでしょうか?

理由は様々ですが、その1つに【幹事の安請け合い】があります。

二次会幹事は想像以上に大変な役目!

結婚式の二次会の幹事は想像以上に大変な役割です。

会場を探すところから始まり、参加者への声がけ、ゲームや余興の企画、各種アイテムの準備、幹事同士のミーティング、新郎新婦とのミーティング、映像制作、台本作り、会場スタッフとの打合せ、当日の司会進行、受付、お釣りの準備・・・・幹事のタスクはまだまだあります。幹事が数名いて、上手く役割分担が出来れば良いのですが、ほとんどの場合は誰か一人に多くのタスクが偏ります。

新郎新婦のために良いパーティーを企画しよう!と思えば思うほど【やるべきこと】はどんどん増えていき、準備の時間はどんどん少なくなっていきます。

これを、多くの幹事さんは自分の仕事や家庭とのバランスを取りながら上手くやっていかなければなりません。

イライラの蓄積!そして爆発!

なんとか頑張って準備を進めていく中で沢山の問題や壁にぶつかります。

・本当に他の幹事は何もやってくれないな・・・

・新郎新婦からも色々要望を言われて大変だ・・・

・参加人数が集まっていないけど、予算は足りるのかな・・・

・会場のスタッフも不親切で頭に来るな・・・

・当日の司会も自分でやらないとな・・・

・次の休日も二次会の準備をやらないとな・・

・家族もちょっと怒ってるな・・・

・・・などなどイライラや不安がどんどん蓄積してきます。

そんな状態でもなんとか最後まで頑張れたら良いのですが、

こんなに頑張っているのに、新郎新婦や他の幹事から不満や更なる要望を言われてしまい

(プチン!)

とキレてしまうことがあります。

「いい加減にしろよ!」

「お前らもやってくれよ!」

「わがままばっかり言ってくるなよ!」

「もう俺は幹事降りるわ!当日も行かないから!勝手にやってくれ」

・・・こうして友人の縁がキレてしまいます。

これは、大げさな話ではなく、実際によく起こる話です。

幹事を引き受ける前に!

幹事を頼まれた時には冷静に自分の状況を考えて【引き受けるor断る】を判断することが大事です。

学生時代や新入社員の頃とは違って、仕事の責任も量も増えているのであれば、自由に使える時間が少ないかもしれません。

結婚して家族がいるのであれば、家族との時間も大事です。

幹事と言っても、中心的な役割を担うことになるのか、それとも他にリーダー的存在がいるのかによっても負担が違ってくるでしょう。

友人として出来ることはやってあげたい!という気持ちは分かります。是非そうしてあげて下さい。

しかし、キャパオーバーの責任やタスクが生活の負担になってしまったり、ましてや途中で投げ出すような事になってしまっていけません。

冷静に、自分ができる範囲、使える時間のコンセンサスをとっておく必要があります。

・台本があれば当日の司会だけはできるよ!

・映像制作だけ手伝わあせてもらおうかな!

・景品の買い物の時、車出すよ!

・仕事でバタバタしてるから、幹事を引き受けたら迷惑をかけてしまうから、余興だけ是非やらせてもらいたいな!

など、やれること、やりたいことを上手く伝えられると良いと思います。

また、幹事がいなくて困っているようでしたら、幹事代行業などのプロの存在を新郎新婦に教えてあげるのも1つの方法です。

パーティーの企画や準備は全てプロのスタッフが行い、余興だけ友人が担当するというやり方も可能です。

新郎新婦も友人もみんなが満足する二次会になるように、色んな方法を検討してみると良いでしょう。

 

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