結婚式二次会の幹事を頼まれたそこのあなた!
具体的に何をすべきなのか、また何をしなくてもいいべきなのかご存知でしょうか?
今回は結婚式二次会の幹事として「すべきこと」「断ること」をご紹介します。
「幹事の仕事」ってなに?
ひとくくりに「幹事の仕事」と言っても内容は様々。
特に新郎新婦様によって、内容は大幅に異なってきます。
まずは「幹事の仕事」としてどこまで引き受けるのかライン引きをしっかり行いましょう。
会場探しは幹事の仕事?
まず結婚式二次会を行う会場を予約することから準備がスタートします。
しかし、ここが難航することは少なくありません。
なぜなら、会場予約に必要な人数がとても曖昧だからです。
また、結婚式場近くの飲食店には限りがあります。さらに貸し切りができるとなるとなおのこと…。
新郎新婦の好みもあるので、会場探しを幹事が引き受けるか否かで今後の忙しさが大分異なります。
新郎新婦を含めた打ち合わせや下見をするとなると日程調整だけでも大変です。
こだわりが強いようなら、会場探しは新郎新婦に任せたほうが良いでしょう。
断りチェックポイント
・やりたいこと・こだわりが多い
・新郎新婦の好みがわからない
・新郎新婦が優柔不断である
・人数の変動が多そう
上記4つが当てはまるようなら会場探しはお断りしたほうがベター。
▼会場探しを頼まれたら▼
司会は幹事がしなきゃだめ?
結婚式二次会の要である司会。かなり責任重大ですよね。
さらに、人前に出るのでそれなりのスキルや経験があったほうが良いとされているポジション。
幹事に選ばれたメンバーで適任はいるでしょうか?
司会者は必ずしも幹事から選ばなくてはいけないわけではありません。
結婚式二次会の成功がかかっている重要な役割なので、新郎新婦に相談のうえ他のメンバーを抜粋するのも手。
できれば新郎新婦と顔見知りのほうが良いですが、難しいようであれば幹事内で相談して依頼しても◎。
断りチェックポイント
・幹事全員が司会経験がない
・人前で話すことに慣れていない(または苦手意識がある)
・幹事メンバー以外で適任者を数人知っている
・新郎新婦から適任者を推薦してもらえる
上記のポイントに当てはまるようなら、幹事以外で司会を依頼するのが良いでしょう。
ただ、その場合は司会に集中してもらえるよう、事前準備や当日準備は頼らないようにするのがベター。
▼司会者に向いているのはこんな人▼
ゲームや演出を考えるのは幹事の仕事?
さて、結婚式二次会の準備も本格化してきた頃、当日のプログラムを組まなければなりません。
ゲームや演出、当日のタイムスケジュールを考えるのは幹事の仕事ですが、幹事だけで進めて良いのでしょうか?
一般的には
・ケーキイベント
・ゲーム
・DVD上映
などがメインとなりますが、プログラムが決定した後に新郎新婦からの要望が出てくると正直面倒…。
とは言え、主役のふたりの意見を反映しないわけにはいかないので、ここはしっかりとした線引が必要です。
断りチェックポイント
・かぶらない演出を希望している
・「盛り上がるゲーム」「楽しめる演出」など具体性に欠ける依頼が多い
上記2つに当てはまる場合は新郎新婦にお任せするか、いくつか用意した中から選んでもらうようにしましょう。
また、必ず期日を伝え、それ以降の変更は準備が間に合わないことを理由にお断りを!
▼演出内容に困ったらこちら▼
余興って必要?幹事がやるの??
結婚式二次会でも主流となってきている余興。
余興の手配や準備は幹事の仕事でしょうか?
ここの線引はかなり重要となります。
新郎新婦から「余興をしてほしい」と頼まれた場合と、友人や新郎新婦から「余興をしたいから時間をとってほしい」と言われた場合があります。
後者の場合は、内容の把握や必要な備品(プロジェクターやマイクなど)の準備だけでOK!
問題は前者の場合。余興を依頼するところから幹事の仕事となるので要注意です。
断りチェックポイント
・余興者、内容が決まっていない
・余興がないと結婚式二次会が盛り上がらないと思っている
上記に当てはまる場合は「写真撮影や会話を楽しむ時間がなくなるから」というのを理由に余興自体を無くしましょう。
▼余興がある場合の注意点▼
景品準備は幹事の仕事?
ゲームで必要になってくる景品。
予算内で男女どちらのゲストにも喜んでもらえる物を選ぶのは至難の業。
さらに、景品の数も考慮しなくてはいけません。
幹事同士の打ち合わせで、深夜のテンションで買い出しに行ったら大失敗…なんて話もよく耳にします。
景品の数を決定する、買い出しに行くことは幹事の仕事ではありますが、景品内容(せめて目玉商品数点)は新郎新婦に意見を求めたほうがベター。
断りチェックポイント
・結婚式二次会に取引先の人や上司が参加予定である
・参加した結婚式二次会で景品がしょぼかった経験がある
・参加者全員に景品を渡したい
・予算が足りない可能性が高い
上記4つのポイントにあてはまるようなら、新郎新婦に景品用意を依頼しましょう。
もしくは、買い出し表の作成をお願いし、購入だけ幹事で行うというのも手。
最近では、予算に合わせて景品をまとめて用意してくれるサイトもあるので、業者に依頼することも検討しましょう。
まとめ
結婚式二次会の幹事は思っている以上に大変な仕事です。
後々トラブルにならないように、どこからどこまでを引き受けるのか「幹事の仕事」を最初に明確にしておくことが何より大切です。
また、内容だけでなく変更可能の日付や、いつまでに決定してほしいのかなど日程についての期限もしっかり共有しておきましょう。
仕事の線引をするときも「ここまでは幹事でやるから、ここからはふたりにお願いね」など具体的に伝えるよう注意しましょう。
幹事を頼まれたら、あくまで「幹事主導」で準備を進めることをお忘れなく。
もし、幹事を全うする自信がなくなったらこちらの記事もどうぞ。
▼幹事代行業に頼るのも手▼